2025年04月30日(水)

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【山口県】地酒ブランド「ひかる」で中国売り込み 山縣本店など12酒蔵がタッグ

  • ひかる12種のラインナップの披露

 山縣本店(山縣俊郎社長)、はつもみぢ(原田康宏社長)、中島屋酒造場(中島信博社長)など山口県周南市の3酒蔵を含む県内12の酒蔵が、中国向けの日本酒の統一ブランド「ひかる」を立ち上げた。中国での日本酒の需要拡大を見込み、県産日本酒の認知度アップと売上増を狙う。20日、山縣社長らブランド創設の関係者が県庁を訪れ、村岡嗣政知事に報告した。

 県が県内の酒蔵などと連携して立ち上げた「やまぐち地酒輸出プロジェクト」の一環で、ラインナップは10種類の日本酒と2種類のリキュール。日本酒は県産の酒米、西都の雫(しずく)を使っている。

 ブランド名の「ひかる」は中国でも知られている源氏物語の主人公、光源氏と「山口県を光らせる」という意味をかけた。12種の酒にはそれぞれ源氏物語の登場人物の名前が付けられている。

 中国の国民食「火鍋」に合う酒をイメージして作られた今回のブランド。四川風の辛いものや広州風の薬膳などさまざまな味が存在する火鍋に、バリエーション豊かな県内の地酒が受け入られると判断し、統一ブランドとした。

 日本から海外への日本酒輸出量は、2021年はアメリカを抜いて中国が1位。県酒造組合の会長でもある山縣社長(75)は「ワインのボジョレーヌーボーのボジョレー地方のように、山口県という地域のブランドとして色々な地酒を知ってもらい、中国での販路拡大につなげたい」と話した。

中国への売り込みに期待する山縣社長

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