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経済 : 周南市のニュース
「目標は2兆円銀行」 3年間の新中期計画発表
経済周南市山口県周南市の西京銀行(松岡健頭取)は4日、2022年4月から25年3月までの新「中期経営計画」を発表した。預金残高を2兆円以上とするなど、3年後の預金、融資、純利益の各金額の増加を目指す。
この日、平和通の本店で計画発表会が開かれ、1日に就任したばかりの松岡頭取が同計画のコンセプトを説明。「地域に根ざした中小・小規模事業者と個人のための銀行」という長期ビジョンのもと、3年後の業績目標を、預金残高2兆円以上、貸出金残高1.6兆円以上、当期純利益60億円以上とした。
預金残高は2011年3月末の7,923億円から21年12月末の1兆7,081億円へと大きく増え、県内シェアも12%から19%に上昇。貸出金も5,875億円から1兆3,993億円、13%から22%に伸長。この10年間の成果を生かし、地域シェアの一層の拡大を目指す。現在の行員数は約760人、店舗数は32店で、いずれも同水準のまま今後の業績拡大を図る。
高齢化が進む県内で、シルバー富裕層向けの年金定期預金の商品性を強化。事務処理を集中センターに移管し、営業店の事務担当者を資産運用コンサルタントとして養成して人員増強を図り、顧客ニーズに応える。
貸出金では、法人営業部を新設し、新型コロナウイルスの影響を受けた地元中小企業を資金面で支援する。医療機関の開業支援コンサルティングを提供するメディカルサポート室の対象エリアを山口県だけでなく福岡、広島両県に拡大する。
松岡頭取は「預金残高は地元の信頼のバロメーター。2兆円銀行を目指し、1人でも多くのお客様に“さすが西京”と言われるよう存在感を高めたい」と話した。
22年3月までの前中計の目標値は、預金1.5兆円以上、貸出金1.26兆円以上、当期純利益30億円以上で、実績値はいずれも大幅に上回る見込み。
