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経済 : 周南市のニュース
【周南市】[アダチ庭園]「庭づくりは一生勉強」 安達さんが建設マスター受賞
経済周南市国土交通省は10月18日、優秀な技能や技術を持ち、後進の指導や育成に貢献した建設技能者を「建設マスター」としてたたえる顕彰式を東京で開き、周南地域からは山口県周南市本陣町のアダチ庭園代表、安達一樹さん(53)が受賞した。今年度の造園工の受賞者は全国で7人だけだった。
安達さんは田布施農高大島分校の園芸科、京都芸術短大造園コースを卒業。20歳から京都の庭師、川崎幸次郎さんに師事し、南禅寺近くの故松下幸之助別邸「真々庵」のせん定などを手がけた。
1994年に帰郷し、祖父の代から続くアダチ庭園に入った。30年以上にわたり個人宅の作庭や庭の修復を手がける。特に樹木のせん定では、手ばさみだけで木の向こうが透けて見えるよう整える。素早く丁寧な仕事は「誰にも負けない。どんな木、枝でも任せてほしい」と胸を張る。
作庭は自然相手の仕事で1つとして同じものがない。住宅の大きさや造り、敷地の広さや形状に応じ、木や花、石の配置、門や土間の造作など様々な組み合わせを考え抜き、住まいと調和した庭を完成させる。顧客からかけられる「ありがとう」の言葉が「何よりもうれしい」と話す。
技量をたたえ、2016年に日本造園組合連合会から「優れた緑の技能士」、18年には県から「山口マイスター」の認定を受けた。2012年から造園技能士の講師として後進を指導し、3年前からは技能検定試験の検定員を務める。
アダチ庭園は1929年創業。あと7年で100年を迎える。川崎さんから「庭づくりは一生勉強やで」と教えられた安達さんは「今回の受賞は私1人の力でなく諸先輩やお客さんのおかげ。これからもおごることなく、師匠の言葉を胸に仕事を続けていきたい」と喜んだ。
これまでに手がけた庭
これまでに手がけた庭
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