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経済 : 周南市のニュース
【周南市】「社員が笑顔になる会社」 ㈱ナカノが健康経営とSDGs
経済周南市工場プラントメンテナンスを手がける山口県周南市新宿通5丁目の㈱ナカノ(中野譲社長)が3月、社員の健康増進に取り組む「健康経営優良法人2023」に認定された。昨年10月には、持続可能な開発目標(SDGs)に賛同する「SDGs宣言」を公表。社員、社会、地域それぞれの視点で持続可能な経営を進める。
健康経営優良法人は経産省と日本健康会議が共同で実施する認定制度で、今回は全国で1万4千社が認定を受けた。これまで同社は2017年から毎年、県のやまぐち健康経営企業の認定を受けていて、健康経営優良法人認定は初。
本社入り口に血圧計を設置し、社員が気軽に血圧を測定することで健康への意識向上を図っている。健康診断受診率は100%で、インフルエンザの予防接種費用を会社が負担。スマホアプリを活用することで、社員がウオーキングを楽しむ環境を整えている。本社敷地内を全面禁煙とし、社員の喫煙率は大きく低下した。
SDGsは経済、社会、環境のあり方についての世界共通目標で、2015年に国連で採択。働き方の改善、資源の有効活用、健康と福祉促進、貧困や飢餓の撲滅など17項目があり、企業への社会的な要請とされる。宣言は地域社会や顧客へのPRにもつながっている。
同社は1946年の創業で64年に法人化。社員は30人ほどで、プラントメンテナンスや土木、解体工事、産業廃棄物処理などを手がける。70年を超える実績が地元での信用を築いてきた。
10代から60代まで幅広い年齢層が勤務し、緊密なコミュニケーションで活気ある職場環境を整えている。工場などでの廃棄物の分別徹底と再利用やリサイクル推進で環境に配慮。地元小中学校への寄付活動、地元人材の積極的雇用で地域貢献に取り組む。
健康経営優良法人認定とSDGs宣言の公表には中野輝雄副社長(47)、管理部の倉光美代子さん(62)と田中志穂子さん(56)が尽力した。中野社長(50)は「働きやすく社員がいつも笑顔でいられるような会社であり続け、これからも時代に適応した地域密着企業を目指していく」と話した。
