ニュース
経済 : 周南市のニュース
【周南市】徳山駅前再開発の全面オープン来春に 商業棟、ホテル棟に遅れ
経済周南市山口県周南市の㈱パークタウン商業開発(黒神直大社長)は23日、今年12月のオープンを予定していた徳山駅前再開発で建設中のTOKUYAMA DECK商業棟、ホテル棟のオープン時期が来年春ごろにずれ込むことをホームページで公表した。
スケジュールとしては、12月2日に駐車場の供用開始を予定し、来年1月から春に向けてホテル、商業棟を順次オープンさせる。入居テナントについては今後、開設予定のTOKUYAMA DECKのホームページで案内するとしている。遅れの理由としてコロナ禍や資材価格の高騰の影響をあげている。
駅前再開発は駅東側の1.2ヘクタールに駅前棟、商業棟、ホテル棟、18階建てのマンションの住宅棟を建設。ホテルは12階建てで福岡県久留米市の㈱グリーンホテル・ズ コーポレーションが運営する。
マンションは大和ハウス工業の「プレミスト徳山ザ・レジデンス」ですでに完売している。徳山商工会議所、山口銀行、もみじ銀行、「まちのポート」などが入る駅前棟はすでに完成、オープンしている。総事業費は総額118億円。このうち33億円を市と国が補助することになっている。
これまで12月オープンとしてきたが、今回、延期になったことに藤井律子市長は「今年12月のオープンを楽しみにしておりましたが、延期になるとお聞きし、残念に思っております。市民の皆様も楽しみにされていると思いますので、なるべく早いオープンに向けて頑張っていただきたいと考えております」とコメントしている。