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[衆院選山口2区]「平和外交」「原発ゼロ」掲げて 平岡氏が中道離党、立憲復党へ
政治その他2月の衆院選山口2区で落選した中道改革連合の平岡秀夫前衆院議員(72)が6日、岩国市役所で記者会見を開き、同党に離党届を提出したと明らかにした。近く立憲民主党に復党し「平和外交」と「原発ゼロ」を掲げて政治活動を続ける。国政選挙への出馬にも「常に戦う姿勢を維持していく」と意欲を示した。
(山上達也)
立憲復党に「一人の反対者もなかった」
平岡氏は弁護士。大蔵省の官僚から2000年に政界に転じ、衆院当選6回。民主党の野田佳彦内閣で法務大臣を務めた。7期目を目指した2月の衆院選山口2区では公明党と立憲民主党の衆院議員が結成した中道改革連合公認で出馬したが、自由民主党公認の岸信千世氏に敗れ、比例復活もできなかった。
平岡氏は記者会見で党山口2区総支部長を辞任したことや、5月26日に離党届を提出したと明らかにした。今月10日の党本部常任幹事会で離党が承認される見通しという。
中道を離党する理由は「支援者の意見などを総合的に判断した」とし「反対する支持者は一人もいなかった」と明らかにした。立憲民主党への復党は「軍拡ではなく平和外交によって我が国の平和と安全を目指す▽原発ゼロの社会を目指す、という3年前の国政復帰の原点に戻って政治活動をしたいため」と意欲を説明した。
地元では、10月25日(日)投票の岩国市議選(定数28)を皮切りに立憲民主党系の地方議員を多く増やす▽立憲民主党と連合の立場を踏まえながら連合山口との意思疎通を図る▽市民の活動と連携した活動を推進し「党の支持を拡大していきたい」と方針を示した。
さらに「高市自民党に対して大きなかたまりで戦うため、中道、立憲、公明が独自性を生かしつつ、支持者を拡大できるよう選挙協力の形で連携していくことが望ましいのではないか」とした。
連合山口との“意思疎通”へ意欲
質疑では6人が質問した。本紙記者は「県内の公明党関係者に中道離党は事前に説明したのか。先方の反応はどうだったか」▽「連携していくという“市民の活動”には、日本共産党など特定の政党と関わりが深いものも含まれるのか」と質問した。
平岡氏は「公明党の県組織の皆さんには(離党を)事前に説明した。反応は“残念だけど仕方ない”という印象で、抗議めいた声はなかった」とした。
市民活動との連携には「いろんな活動があるが“市民活動”という位置づけのものなら排除する気はない。立憲の党員として、市民活動を重視する政治家として一緒に活動していきたい」と答えた。
さらに「原発ゼロ」を掲げながら、原発推進を掲げる電力総連などが参加する連合山口との意思疎通ができるのかについては「原発ゼロの政策は立憲の綱領にあり、私個人ではなく立憲と連合の問題だ」と説明。
続けて「原発ゼロの主張を私がやめることはないが、政党と労組間に政策の違いがあるのは当然。どううまく調整するか、双方の立場を踏まえて取り組んでいく」と述べた。
