ニュース
経済 : 周南市のニュース
【周南】[西京銀行]最高益更新、4期連続 23年度決算、預金は2兆円突破
経済周南市山口県周南市の西京銀行(松岡健頭取)は26日、2023年度(2023年4月~2024年3月期)の決算を発表した。預金残高は前期比で1,316億円、貸出金残高は1,374億円増え、いずれも過去最高を更新し、預金残高は2兆円を超えた。当期純利益は3億円増加し、4期連続で過去最高益を更新した。
預金は主力商品の年金定期、ACT SAIKYO応援定期の好評、貸出金は地元事業者への貸出しや個人向け住宅ローンなどが増加に貢献。いずれも、中期経営計画で3年目にあたる24年度の目標としていた数値を1年前倒しで達成した。
2023年度決算の預金残高は2兆130億円。2013年度は1兆283億円で、10年間で倍増した。貸出金も2013年度の7,309億円から1兆7,096億円に増加した。
一般企業の売上高にあたる経常収益は単体で、前期比32億5千万円増の343億1千万円。経常利益88億6,500万円、当期純利益57億8千万円はいずれも過去最高で、3期連続で増収増益だった。
経営の健全性・安全性を表す指標の自己資本比率は、前期比で0.34ポイント低下し7.15%となったが、海外に営業拠点をもたない「国内基準」の4%を上回る水準を引き続き維持した。
来期の業績は、経常収益を前期比0.8%増の346億円、経常利益を2.9%減の86億円、純利益を3.8%増の60億円と予想している。