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経済：周南市のニュース

2025年03月21日

　周南市長穂にラボを構えるジェラテリアクラキチ（㈱万人舎、藤井蔵吉代表）と熊毛郡田布施町の協同組合田布施地域交流館（勝岡康英理事長）がコラボした「田布施のいちじくミルクアイス」の完成発表会が19日、田布施町役場で開かれた。

　田布施のいちじくミルクアイス（420円）は周南市で100年以上続く藤井牧場の新鮮なミルクで作る「周南ものづくりブランド」認定のジェラートと、県内一の出荷量を誇る田布施町のイチジク3品種を組み合わせて開発。甘さを控えたミルクジェラートと、イチジクの果肉と風味を味わえる。

　東京都で開かれた「周南地域うまいっちゃフェア」で両者が出会ったことが開発のきっかけ。

　完成発表会には藤井代表や勝岡理事長ら関係者が出席し、商品を説明。試食した東浩二田布施町長は「イチジクの香りがする。さっぱりとしていてジェラートにイチジクが生かされている」と喜んだ。

　勝岡理事長は「田布施にしかないお土産を作りたかった」、藤井代表は「イチジクを食べているような感覚を味わってほしい」と期待。

　いちじくミルクアイスは20日から田布施地域交流館で発売している。田布施のイチゴを使ったジェラートの開発も構想している。

［田布施地域交流館］
熊毛郡田布施町中央南1-8
TEL.0820-51-0222
営業時間：午前8時～午後4時30分

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