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　山口県光市の光ロータリークラブ（RC=通山晋哉会長）は21日、がん検診の促進を呼びかける除菌ハンディウエットティッシュ1,500個を同市に贈った。市は窓口や行事で市民に配布し、がん検診の受診を啓発する。

　同RCは2016年から「がん検診受診率向上プロジェクト」に取り組み、がん検診受診を呼びかけるウェットティッシュや、大腸がん撲滅を訴えるトイレットペーパーを市に贈ってきた。今回は2年ぶり6回目の取り組みになる。

　ウェットティッシュには今年度の日本対がん協会のがん制圧スローガン「安心を　明日につなぐ　がん検診」の文字が、がん制圧キャラクター「けんしんくん」のイラストとともに描かれている。

　市役所で開かれた贈呈式には、同RCから通山会長▽嶋正経奉仕プロジェクト常任委員長▽熊谷英理子社会奉仕委員長が出席した。

　通山会長は「9月のがん制圧月間に合わせて、この取り組みを展開している。がん検診の受診率につながってほしい」と期待。市川熙市長は「この『がん検診』の文字が市民の目に触れること自体に意義があり、受診率の向上につながることを確信している」とお礼を述べていた。