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海水浴じゃなくて「海風浴」に! 笠戸島はなぐり海水浴場にぎわう 3密避ける山口ナンバー集結
地域下松市新型コロナウイルスの感染症拡大で学校の休校が続く中、下松市笠戸島のはなぐり海水浴場がにぎわう珍現象が続いている。25日の午後は50台分ある駐車場がほぼ満車になる盛況で、この時期に同海水浴場がにぎわうのは珍しい。(山上達也)
はなぐり海水浴場は同市で唯一の海水浴場で、8月下旬には夏の風物詩の「くだまつ笠戸島マリンイカダレース大会」が開かれるが、今年はすでに中止が決まっている。
25日午後3時ごろに駐車していた車は県外ナンバーの1台以外はすべて「山口」ナンバー。しかし浜辺に人はまばらで、砂遊びをする親子が数組いるだけ。まだ肌寒いだけに泳ぐ人もいない。いったい駐車場を埋めた車で来た人たちはどこにいるのか…。
答えは車内だった。心地よい潮風を浴びるわけでもなく、車内で食事をしたり音楽を聴く人が大半だった。周南市周陽の男性(34)は「穏やかな海を眺めながら好きな音楽を聴くのが最高なんです」と話していた。
浜辺で3歳の子どもと遊んでいた市内在住の母親(26)は「海水浴にはまだ寒いので、海風浴を楽しんでいます」と楽しそう。
浜に2台ある自動販売機は一部の飲料水が品切れになっており、たくさんの来訪者が購入している可能性が大きい。同海水浴場には屋内施設はないので「3密」の可能性は小さいが、半面、物販施設は飲料水の自販機ぐらいで、せっかくのにぎわいも経済効果に結びついていない。
