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下松、周南市で撮影映画「凪の島」 長澤監督と地元スタッフ 8月19日から全国で順次公開
地域下松市昨年9月、山口県下松市を中心に周南市、柳井市で撮影した長澤雅彦監督・脚本・編集の映画「凪(なぎ)の島」が完成した。19日にMOVIX周南で関係者試写会が開かれ、撮影を支援した人たちなど270人が瀬戸内の島を舞台に少女の成長を描いた作品を鑑賞して感激を新たにした。
下松市のケーブルテレビ放送のKビジョンと、配給も担当するスールキートスの企画・制作。長澤監督(57)は2010年から周南市の徳山大教授で、同大学の市立化で今春から周南公立大教授。「13階段」「夜のピクニック」「遠くでずっとそばにいる」などの作品がある。下松市とは、市制75周年記念映画「恋」の制作に携わったことがきっかけで縁ができた。
「凪の島」は、両親の離婚で母の故郷の瀬戸内にある小さな島で暮らすことになった小学4年生の凪と、凪を見守る島の住民や、島で唯一の診療所の医師で祖母の佳子を描き、海や島の自然、懐かしさを感じさせる学校、診療所などが登場する。
小学校は笠戸島の深浦公民館、診療所は周南市須金に今もある診療所で撮影した。周辺の島と海の景観の映像も魅力となっている。
凪を演じる新津ちせさんや、凪の友達の子役もオーディションで選ばれたが、新津さんは2010年生まれで、「Foorin」のメンバーとして大ヒットした「パプリカ」を歌い、最近ではNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」にもヒロインのひなたの幼少期役で登場した。
このほかの出演は島崎遥香、結木滉星、徳井義実、加藤ローサ、嶋田久作、木野花さんなど。
撮影期間は昨年9月1日から20日まで。当初は一昨年に撮影予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大で1年延期。昨年の撮影期間中も感染拡大中だったが、地元の住民など150人が撮影を支え、そのうち90人がエキストラとして出演した。
感染対策も万全で1人の感染者も出さずに撮影を終了した。プロデューサーは木幡久美さんとKビジョンの宗森達司さん。
「井川さんに見てほしかった」
試写会では、上映中も、スクリーンの子どもたちの行動に笑いがもれ、お互いを思いやる姿に涙ぐむ人も多かった。長澤監督と光市出身で出演もしている作家、俳優の室積光さん、下松市を拠点に活躍中の俳優、元木行哉さん、凪の友達を演じた子役2人などが紹介された。
長澤監督はあいさつで、「恋」以来のたくさんの下松市での出会いからこの映画が生まれた喜びを話していたが「井川さんに見てほしかった」と故井川成正前市長の名前を口にすると同時に感極まったのか、涙ぐむ姿を見せた。
試写会後、長澤監督は「わき上がるものがあって映画はできる。今回は内側からわいてくるものがあった」と述べ、地元のパワーに支えられ、「恋」からスタッフが育ったこともあって今回の作品が完成したと話した。
「凪の島」は8月19日(金)から東京の新宿ピカデリーや、MOVIX周南ほかで全国で順次公開される。
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