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【下松】華陵高女子ハンド部全国へ 生徒会と生徒らの応援もパワーに
地域下松市下松市の華陵高(大村勇校長)の女子ハンドボール部が8、9日に周南市のゼオンアリーナ周南で開かれた「第48回全国高校ハンドボール選抜大会中国地区予選会」で優勝し、全国大会への切符を勝ち取った。
8日の試合では鳥取県予選2位だった米子東と対戦し、40対12で勝利したが試合中の接触で高杉心晴キャプテン(2年)が足を負傷。キャプテン不在で臨んだ倉敷天城戦は25対23で接戦を制して決勝進出を決めた。
決勝戦は山口県予選2位の高水と再戦。試合後半、1、2点差の接戦を続けながら高水に追いつかれる場面もあったが、終盤に連続してゴールを決め、22対18で優勝を収めた。
生徒会主導で応援企画
同部の躍進する姿を見た華陵高生徒会(金井遊暖会長、2年)は「全国を目指すハンドボール部の友達をみんなで応援したい!」と応援企画を発案。
昼休みに監督や選手のインタビューを生放送して同部を紹介。6日の放送では生徒会の中村紗妃さん(2年)、三浦もえさん(2年)が高杉キャプテンにチームの目標や強み、観戦の楽しみ方などを聞いて全校生徒に声を届けた。
そのほかInstagramなども活用し、試合当日の応援参加を呼びかけ、多くの生徒が会場にかけつけた。
高杉キャプテンは「決勝で試合に参加できず悔しい思いもあったが、みんなを信じていた。けががいつ治るかまだわからないが、全国に向けてみんなで頑張りたい」と話し、「今までで初めてこんなに多くの人に会場まで応援に駆けつけてもらった。とてもうれしく、応援が励みになった」と喜んでいた。