2026年04月16日(木)

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「今宿カフェ」は延べ千人超 夜市地区安心生活応援隊も 支え合うまちづくり発表

  • 発表する登壇者

 「共に支え合うまちづくり活動発表会」が7日、周南市学び・交流プラザ多目的ホールで開かれ、今宿地区で今年3月から始まった「今宿カフェ」や、5年前から活動している夜市地区安心生活応援隊など住民同士の助け合いで地域に住む高齢者の生活を支援する取り組みを発表した。

 この発表会は市、市社会福祉協議会の主催。地域の課題を地域内で話し合う場を持つ市生活支援体制整備事業の一環で開かれ、130人が参加した。同市は全31地区で地域福祉コーディネーターが活動し、10地区ではこの事業で話し合いの場となる「協議体」が開かれている。

 座長は市社協業務課の山本多恵係長。今宿地区では同地区の未来の姿を「つながる今宿夢プラン」としてまとめており、「今宿カフェ」も同プランがきっかけで始まった。発表会では今宿カフェ店長の福田昌子さんが事業の概要や配慮していることなどを説明した。

 「今宿カフェ」は毎週月曜に今宿市民センターで開かれ、会費は100円でコーヒーとお菓子を出し、マジックやフラダンスなどのイベントもある。第1回は140人が参加し、現在は2、30人。延べ参加者は千人を超えている。

 ボランティが運営しているが「楽しかった」「次も来たい」と言ってもらえるような場づくりへ、参加者への声掛けなどスタッフの“迎える姿勢〟を意識していることや、今後の課題として、参加したくても会場に来れない人がいるため、出張カフェを開くなどの対策を考えたいと話した。

 有償ボランティア「夜市地区安心生活応援隊」は松田敏彦隊長と同地区地域福祉コーディネーターの内藤雅枝さんが登壇。一人暮らしの高齢者などの利用会員12人、高齢者を手助けする協力隊員21人で活動。

 草刈りやそうじ、ごみの分別などをしているが、高齢者の家庭に入ることに最初は不安があったことや、頼まれたらなんでもするのではなく、できることは依頼者にやってもらうことなどを話した。

■2地区で協力した活動も

 このほか周陽、秋月地区で取り組んでいる小規模な居場所づくり「やおさん家」の事業は周陽地区地域福祉コーディネーターの松原和子さん、秋月共に支え合うまちづくり協議体の加藤貞子さんが報告。隣接する周陽、秋月地区で協力して運営していることを紹介した。

 久米地区の協議体「くめ輪」の買い物弱者への支援対策、路線バスの減便対策の学習会などの活動は同地区地域コーディネーターの小西裕美子さんが報告し、若年層の参加、以前から久米地区で暮らす家庭と引っ越してきた家庭の融合などを課題としてあげた。

 最後に市社協の生活支援コーディネーター、栗本真志さんが高齢者になった時、地域と疎遠なまま暮らすのと、介護の専門職の人だけでなく、ボランティアや友人に取り巻かれて暮らすのとどちらがいいですかと問いかけて地域の助け合いの大切さを述べた。

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