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新春インタビュー ~村岡嗣政知事に聞く~ 地方創生を次のステージへ
地域その他"――明けましておめでとうございます。今年の抱負をまずお願いします。
村岡 令和として初めての新年を迎え、新しい「令和」の時代の県づくりをしっかりと進めていく決意を新たにしています。
今年は4年に一度のオリンピックイヤー、「2020東京オリンピック・パラリンピック」が開催される年でもあります。本県ゆかりの選手の活躍は勿論、200を超える国々のトップアスリートの皆さんの己の限界への挑戦が繰り広げられることを期待しています。
本県も6市がキャンプ地として決定しており、選手との触れ合いや県民の皆様の心こもったおもてなし等を通じて、スポーツの振興や交流の拡大などにつなげてまいります。
県政においては、総合計画「やまぐち維新プラン」が3年目を迎えます。「産業維新」「大交流維新」「生活維新」の「3つの維新」への挑戦を重ね、本県の地方創生を次のステージへと押し上げていく、充実した一年にしていきたいと考えています。
――地方創生の推進に向けてはいかがですか。
村岡 総合戦略に基づく様々な施策を展開し、戦略的な企業誘致や成長産業の育成等を通じた魅力ある雇用の場の創出、国内外からの観光客の増加による交流人口の拡大など、様々な成果が現れています。
一方で、若者を中心とする県外流出の流れは変わらず、合計特殊出生率も伸び悩むなど、本県の最重要課題である人口減少には歯止めがかかっていません。
現在、地方創生の新たな指針となる第2期の総合戦略の策定を進めていますが、人口減少の克服には息の長い取組が必要であり、「社会減の流れを断ち切る」、「少子化の流れを変える」、「住みよい地域社会を創る」の3つの基本的な方向を維持しながら、取組を更に強化してまいります。
――人口の社会減の流れを断ち切ること、少子化の流れを変えることが求められています。
村岡 本県の特性を活かした次世代産業の育成や企業誘致の推進、中小企業の成長や創業の支援、元気な農林水産業の育成、地域資源を活用した観光の振興など、産業の活力を高めることにより、若者や女性にとって魅力ある雇用の場の創出を目指します。
また、県内進学・就職の促進やUJIターンの推進、兼業・副業など将来の移住にもつながる「関係人口」の創出・拡大、企業の本社機能の移転など、本県への移住・還流を促進する取組を進めます。
結婚から妊娠・出産・子育てまで切れ目のない支援や、地域や企業等と連携した子育て県民運動の推進など、社会全体で子育てを支える環境づくりを進めるとともに、M字カーブの解消に向けた女性就業支援の強化などワーク・ライフ・バランスを実現する働き方改革を進めていきます。
――「住みよい地域社会を創る」ことも課題です。
村岡 「やまぐち元気生活圏」の形成による活力ある中山間地域づくりや、医療・介護、交通など地域生活を支えるサービスの確保を図るとともに、未来技術を活用した生活の質の向上なども進め、安心して生活できる、そして、誰もがいきいきと活躍できる地域社会を実現してまいります。
――最後に今年の決意をお願いします。
村岡 私は、「やまぐち維新プラン」の取組を進めることにより、県民の皆様に目に見える成果をお示ししていく、そして、地方創生の取組を次のステージに確実に押し上げ、人口減少の克服に向けた確かな足がかりを築いていく、こうした思いで、新たな令和の時代の県づくりに取り組んでまいります。
市町をはじめ、企業、大学、関係団体、そして県民の皆様とともに、総力を結集して、本県が直面する様々な課題を解決し、県民誰もが希望を持ち、安心して暮らし続けられる県づくりを力強く進めてまいりますので、県民の皆様の御支援と御協力をよろしくお願いします。"
