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高齢者が地域の子どもたちのために マスクを手づくり ツクイ周南久米デイサービスセンター
地域その他新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマスクが不足する中、周南市久米のツクイ周南久米デイサービスセンターで、50代から90代の利用者が趣味活動の時間を活用してマスクを手づくりしている。
3月初め、手づくりのマスクを着用している職員を見た屋比久(やびく)フェリペ所長(31)が、利用者と職員が共同でマスクを手づくりできないかと発案。巧緻作業訓練にもなることから、賛同した利用者が採寸や縫製などの工程を分担して制作を始めた。出来上がったマスクは子どものために役立てようということになり、4月中に桜木小へ寄贈する。
2枚の布の間に不織布を入れたマスクは、採寸と裁断、縫製、折り目を入れてのアイロン加工、ゴムひも通しなどの工程を10人ほどが分担して作りあげる。縫製が最も時間がかかり、ミシンや手縫いでていねいに仕上げる。でき上がったマスクには消毒用スプレーを吹きかけ、一つ一つナイロンに個包装して完成だ。
中村タカ子さん(83)は「若いころ縫製工場で働いた経験が今の作業に生きている。学校の再開を願いながらマスクを作っている」と話した。
屋比久所長は「今回の手づくりマスクの取り組みが利用者のやりがいとなって、社会貢献と地域交流のきっかけになればうれしい。子どもたちが介護に関心を持つ機会にもなれば」と語った。
