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27年のベトナム医療支援評価 IMAYAにアジア貢献賞 西日本国際財団から選ばれる
地域その他1994年から27年間、ベトナムの医療支援活動を展開してきた下松市のNPO国際ボランティアIMAYA(岩本功理事長、30人)が、福岡市の西日本国際財団(理事長・久保田勇夫西日本シティ銀行会長)の第22回アジア貢献賞を受賞した。
IMAYAはベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤による後遺症や、地雷で足を失った人たちに2003年から車椅子を贈る活動を続け、徳山東ロータリークラブ、国際ソロプチミスト下松、光ユネスコ協会などの支援を受けてこれまでに401台を贈った。
ベトナムの医師や看護師を下松市に招いて研修の機会を提供し、医療の技術支援にも取り組んでベトナムの医療技術向上につながる成果を上げている。
同財団は西日本シティ銀行の前身の旧西日本相互銀行の普銀転換を記念し、同銀行が拠出した10億円を基金に1985年に設立。理事や評議員には同銀行や西日本鉄道、西日本新聞社、九州電力などの役員や、福岡県、福岡市の担当者が名を連ねている。
アジア貢献賞は九州各県や沖縄、山口県でアジアの発展やアジアとの国際交流に貢献している団体や個人を顕彰するもの。今回を含めて69の団体や個人が受賞している。福岡市出身で、アフガニスタンで医療活動や畑に水を引くかんがい活動を広範に展開していた故中村哲医師が率いる「ペシャワール会」も2010年に受賞。山口県内では過去に04年と19年に周南市のNPOシャンティ山口が受賞している。
2日には福岡市のホテル日航福岡で表彰式が開かれ、IMAYAのほか、ラオスで先天性口唇口蓋裂の患者に無償で手術や治療を提供してきた那覇市の医師の砂川元さん▽障害者スポーツ交流で日韓親善に貢献してきた福岡市の日韓障害者交流協会が受賞した。
同時にアジアと子どもたちの交流に取り組む団体や個人を顕彰する「アジア未来大賞」には、町内4小学校とタイの小学校の交流に町を挙げて取り組んでいる福岡県上毛町▽カンボジアの小学校の校舎や学用品を寄贈した長崎親善人形の会(瓊子の会)が選ばれた。
IMAYAの理事2人と表彰式に出席した岩本理事長(80)=周南市桜木=は「地道ながら長年取り組んできた成果をご評価いただき、これまでにご支援いただいた団体や個人の皆さんに深く感謝したい。今後はベトナム周辺国との連携や支援につながる活動も展望していきたい」と話している。
