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お食事はぜひ地元のお店で!
地域その他なかなか収束しない新型コロナウイルス感染症の影響で、周南地域でも飲食業界が致命的な打撃を受け続けている。そんな中で下松市の飲食店118店が加盟する下松飲食業協同組合の理事長に市内でビジネスホテルと食堂を経営する青山健一郎さん(40)が就任した。県内の市町では唯一、人口の増加が続く下松市の飲食業界をこれからどう振興させていくか、今の思いや今後の見通しを聞いた。 (聞き手・山上達也)
■HPで加盟店の営業情報を広く発信
―コロナ禍で飲食業界が大変な時の理事長就任ですね。
青山 原田真雄前理事長から後継指名をいただきました。大変な時だからこそ組合のために力になれたらと引き受けました。
―市内の飲食業の現状はどうですか。
青山 相当厳しいですよ。土曜の夜でも駅南一帯の繁華街に人が歩いていません。駅南1丁目のすし屋さん「一休庵」さんのように老舗のお店が閉めるケースも出ています。コロナの影響でしょうね。
―どんな対策を考えていますか。
青山 まずは加盟店の情報を広く発信するところから取り組みます。市の「経営ささエール補助金」で加盟店全店を紹介するホームページを立ち上げ、営業情報をお店が直接リアルタイムに書き込めるようにします。加盟店単独では難しい情報発信の場を組合が提供する形です。
―加盟店同士の情報共有もできますね。
青山 そうなんですよ。現状では他の店がやっているのか、閉めているのか、お互いに店同士が連絡し合わない限りわからないんです。不安な気持ちでは商売もうまくできません。そこを解決してほしいという加盟店の声をよく聞くんですよ。
■地域貢献第一、飲食業の火を守る
―なるほど。情報共有という加盟店間の潤滑油が必要ですね。
青山 市に対しても業界支援の要望を繰り返してきました。今年度から県飲食業生活衛生同業組合の常任理事も引き受けたので、その立場でも県や国に対して業界の声や要望を伝えていきます。
―周南地域全体での飲食業界の連携はいかがですか。
青山 大切です。下松のお客さんにとっても“社交場としての徳山〟は不可欠な存在ですよ。下松も周南地域の一部。私も就任ほやほやで微力ですが、しっかり連携して周南地域全体の飲食業界を盛り上げていきたいです。
―市民へのメッセージをどうぞ。
青山 どうかお食事のご用命は地元の飲食店にお任せ下さい。私たちも地域貢献を第一に、飲食業界の火を消さないように頑張っていきます。ご支援、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。
◆プロフィール
1980年8月、下松市生まれ。下松小、下松中、下松高、東京電機大卒。山口市小郡の山口グランドホテル勤務を経て、1955年創業の家業の㈲みやこに入社。父の青山恵三社長(73)ら家族4人で大手町のビジネスホテルみやこ(26室)と和食処よしのを経営している。下松商工会議所青年部では副会長を務めた。大手町で妻と2人暮らし。
