2026年06月01日(月)

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地域 : 周南市のニュース

県との連携で野犬減少 市役所グランドオープン駅前広場も

  • 駅前広場のテープカット

  • ラグビーのパブリックビューイング

  • 野犬キャンペーン中の市長と知事

■えさやり禁止対策、草刈りも

 今年、改めて全国的な話題になった周南市の周南緑地公園の野犬問題。全国報道のテレビ番組でも取り上げられた。7月には県と市、県警、市教委が一緒になって「周南地域の野犬問題に関する連絡協議会」が発足し、むやみなエサやり中止の呼び掛け、巣穴を作る場所を減らすための草刈りなどを10月まで続けた。その結果、野犬を見かけることも以前ほどではなくなり、苦情も減っているという。

 県と市が取り組んだのは野犬の捕獲、エサやり行為対策、公園の管理強化、それに市民の理解促進・気運醸成。

 野犬の捕獲は県の担当だが2人体制の巡回調査・捕獲を1班から2班に増やし、おりの数も増やして大型おりだけで県と市を合わせて7基を設置した。市内の4月から11月末までの野犬捕獲数は559頭で昨年の473頭を大きく上回っている。

 えさやり行為対策は夜間を含めてパトロールを強化。えさやりを見つける現場を見つけることはほとんどできなかったが、えさやりを減少させることができた。公園の管理強化では、隣接する大迫田墓地を合わせて2万2千平方メートルで草刈りを実施し、子犬を見かけることが減ったという声が市に寄せられている。

 気運の醸成では8月5日に藤井市長と村岡知事、市の幹部職員が徳山駅でうちわやチラシを配って協力を呼びかけた。来年1月には住民参加のキャンペーンも計画している。

■ラグビーのPⅤで熱狂

 中心市街地では6月に市役所のシビック交流センターが完成してグランドオープンのイベントが開かれた。

 市民館の撤去で市民活動の場が少なくなっていたが、昨年2月の徳山駅前図書館オープに続くシビック交流センターの供用開始。さまざま会合に使われている。一方、市役所本庁舎は駐車場やトイレの表示などの手直しが進められている。

 11月には徳山駅北口駅前広場が完成した。オープンから1年半が経過して徳山駅前図書館もさまざまなイベント会場としても注目され、ラグビーワールドカップではインフォメーションスペースでパブリックビューイングがあり、たくさんのファンが日本チームに声援を送った。

 同図書館や市役所の周囲でも歩道の整備工事中で、駅前は噴水があったロータリーの整備や南口の整備も計画されている。徳山駅前再開発の準備も進行中。課題となっている駅前図書館から商店街へ人の流れを作ることができるのか、期待されている。

 今年度は市の最上位計画のまちづくり総合計画の後期基本計画を策定する時期。これに合わせて各分野の計画も来年3月の年度末までに作られ、藤井市政が本格的に動き出す。

 12月議会では公約の一つ、徳山大学公立化の検討のための債務負担行為を削除する補正予算案の修正が可決された。市民や議会とも所信表明に掲げた「分かり合える」関係を築けるか、来年は真価を問われることになりそうだ。   (延安弘行)

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