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不法投棄の洗濯機、自転車 ボランティア28人で撤去 県産廃協会周南支部主催
地域周南市周南市戸田の旧桑原処分場付近の道路にかかる橋の周りで12日、県産業廃棄物協会周南支部(支部長=長田聖士徳山オイルクリーンセンター社長)の会員企業の代表や社員、県と市の職員が不法投棄廃棄物の撤去作業をした。
このボランティア活動は同支部の主催。2004年から毎年、周南、下松、光の各市や関係団体と協力し、山間部の道路沿いや空き地などの不法投棄が多い場所を選んで取り組んでいる。
不法投棄は夜間に車で廃棄物を運んで、高い所から投げ捨てる事例が多く、今回は橋の下と海に面した道路脇の斜面に捨てられたゴミを28人の参加者が回収に当たった。
ヘルメット、長靴、手袋をつけ作業服を着た参加者は、橋の下の谷まで降りて、空き瓶、空き缶、ペットボトルを手で拾い、土のう袋に入れて持って上がった。タイヤやバッテリーなどは大袋に入れて橋の上からロープで引き上げ、自転車、洗濯機、ベッドのマットなどは直接ロープでしばって引き上げた。
橋の近くの停車スペースにブルーシートを広げて、回収した廃棄物を分別。燃えるゴミはゴミ収集車に入れ、缶・瓶の収集袋とペットボトルの収集袋、廃プラスチック類と金属は、同支部会員企業のタダオが用意した4トントラックに積んだ。廃棄物を載せたトラックは同市臨海町のリサイクルプラザに向かった。
参加した周陽インダストリアの川元正社長(51)は「橋の上からではわからなかったが、実際に降りるとたくさん投棄されているのを見て残念に思う。今回の活動できれいにすることで、不法投棄をする人がいなくなれば」と話した。
長田支部長(59)は「協会は社会貢献を行動指針に掲げていて、県と市との連携が大事。撤去ボランティアを続けていき、不法投棄がなくなってほしい」と語った。
県によれば、県内の不法投棄の件数は横ばい傾向にあるものの、パトロールや監視カメラの設置などで引き続き不法投棄の防止に努めるとしている。
