2026年06月01日(月)

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地域 : 周南市のニュース

知の拠点 徳山大学教員紹介 Vol.12

メンタル面でアスリート支援

経済学部講師

水崎 佑毅さん(33)

 [パフォーマンスの向上に貢献する視線行動研究]宮崎県出身。鹿児島県の鹿屋体育大学に進み、中学の保健体育の教員を目指していたが、大学3年の時、バスケットボールで目の動きを良くすることでシュートの成功率が上がるという海外の研究を知ったことがきっかけで大学院に進み、スポーツ心理学の研究者の道を歩むようになった。

 実際に自身でその研究にあったトレーニング方法を取り入れてシュートが入るようになった。それ以来、この研究を続け、スポーツの場で悩んでいる選手や指導者の役に立つようにしたいという。

 スポーツ場面における目の動きは、バスケットボール、アーチェリー、ハンドボール、野球のピッチャーなど目の使い方がパフォーマンスに影響する競技は多い。研究ではスポーツに取り組む学生の協力を得ながら、高いパフォーマンスに貢献している可能性のある目の動き「Quiet Eye:クワイエット・アイ」を調べている。

 Quiet Eyeはアスリートに限らず、例えば手術中の外科医の技術向上に貢献するなど、広い分野への応用が期待される。徳山大学内でも福祉、情報、日本語教育など他分野の教員と一緒に、保育士が保護者からの悩みを引き出すために有益な目の使い方はあるのかを探っている。

 [eスポーツの選手もサポート]2014年に鹿屋体育大大学院体育学研究科体育学専攻を修了し、福岡大学スポーツ科学部で助教として体育の実技を教えていたが19年に公募に応じ、講師として徳山大学に移った。

 地域では、㈱トクヤマと連携して18歳のeスポーツの選手をメンタル面でサポートした。スポーツメンタルトレーニング指導士の資格を生かし、地域の中学、高校の部活動の支援にも取り組む。

 学内ではアスリートサポートセンターのスタッフとして部活動で悩みを抱える学生の相談に応じていて将来は学外のアスリートにも支援対象を広げたいという。

 [学生には「人間的なもの大切に」]来春の公立化、2年後の人間健康学部開設などの学部・学科再編に向けても「今まで以上に持っているものを学生に還元したい」と話し、授業の在り方や、実験機材、体育施設の充実などに取り組んでいる。

 学生に対しては「失敗してもいいからチャレンジしてほしい。どんな人間になりたいかを考え、スポーツを通して身についたもの、人間的なものを大事にしてほしい」と話す。

 趣味は料理。これまでは家族に振る舞うぐらいだったが、最近、同大学の教員と一緒に徳山駅前で開かれているフリーマーケットに参加、キッチンカーで腕をふるうようになった。

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