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地域 : 周南市のニュース
6年間で事故9件、死亡も2件 大河内の国道2号で対策検討会
地域周南市昨年11月の車両の正面衝突など死亡事故が多発する山口県周南市大河内の国道2号で25日、交通安全の向上に向けた、有識者や交通・道路管理者、周南市による現地点検と意見交換の交通事故対策検討会が開かれた。
熊毛総合支所に周南市、国土交通省山口河川国道事務所、県警や熊毛地域を管轄する光警察署の担当者と山口大大学院の榊原弘之教授ら12人が集まり、国道2号の約300メートルの区間の視線誘導の矢印板やスピード抑制のための路面表示など現状を実際に歩いて確認したのち、支所に戻って約20分間意見を交換をした。
品田浩熊毛総合支所長は「住民の皆さんも不安を感じている、交通事故ゼロを目指して危険な箇所を改善したい」と話した。
この検討会を踏まえ、3月に実施案の作成を確認し、5月以降に対策を実施する予定。
この国道2号は片側1車線で防府から岩国方面に向かって長い下り坂があり、JR岩徳線の橋下の交差点近くで急なカーブが連続している。この周辺では2016年から21年までの6年間で2件の死亡事故を含む9件の交通事故が起きている。
