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【周南市】まちなか共創センター開館 徳山駅前PPPもスタート
地域周南市山口県周南市の中心市街地の活性化を目指す「まちなか共創センター」(センター長・大木清広市中心市街地活性化推進課長)が1日、徳山駅前賑わい交流施設(徳山駅前図書館)3階にオープンした。この日から始まった徳山駅周辺官民連携(PPP)管理運営事業の総合窓口、周南公立大学のサテライトオフィス(窓口)などの役割を担う。年中無休で午前9時半から午後10時まで開館している。
PPP事業は徳山駅の南北自由通路、駅前広場、若葉公園、青空公園、代々木公園、駅前などの駐車場と周辺の市道の街路樹管理を一括して民間企業に委ねる事業で、賑わい交流施設の指定管理者のカルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱(CCC)、野村緑建㈱、トラストパーク㈱の企業体「周南ツナガルコンソーシアム」が担う。
同センターではこれらの公園、駅前広場の使用の申し込み、相談ができる。これまでは市役所の中心市街地活性化推進課などが窓口になっていたが、利用者間や関係者との調整もほとんどを同センターですませられ、イベントの開催など賑わい創出につながることが期待されている。
南北自由通路のエスカレーターなどの施設の管理はこれまで市が直接担当していたが、これからは周南ツナガルコンソーシアムに委ねられ、その窓口にもなる。
周南公立大学は今後展開する社会人向けのリカレント、リスキリング教育の講座の窓口や高校生向けの情報発信などの拠点として、交流、相談の場としても活用する。
市とCCC、大学の教職員が常駐する。電話は周南公立大学の窓口が0834-31-5561▽徳山駅周辺管理オフィスが0834-34-0845。