2025年07月19日(土)

ニュース

地域 : 周南市のニュース

[周南警察署]高齢者の詐欺被害食い止めろ コンビニの外国人店員も声かけ

  • 高齢者への声かけを実践する左からスシュマ、サンギタ、クリスナさん

 コンビニエンスストアで電子マネーカードを購入させられるうそ電話詐欺被害の多発と外国人店員の増加を踏まえ、山口県警周南警察署は外国人店員向けのうそ電話被害防止マニュアルを作成した。周南市のセブンイレブン周南代々木店で10日、マニュアルを使用した来店客への声かけ訓練があった。

 マニュアルは英語版と日本語版があり、日本語版は漢字入りのものとひらがなのみの2種類。高齢者が高額の電子マネーカードを複数枚、何度も購入する事例を紹介し、「電子マネーカードを使った詐欺被害が多く発生しています」▽「パソコンはロックしていませんか」▽「ウイルスに感染していると言われていませんか」の3つの声かけを呼びかけている。

 この日は同署の警察官らが同店を訪れ、ネパール出身の店員、ネパーリ・クリスナ・バハトルさん(24)▽ラナマガル・サンギタさん(20)▽ラマ・スシュマさん(20)に注意点を説明。周南防犯協議会の職員が、電子マネーカードの購入を要求された高齢者にふんし、クリスナさんらは教わった声かけを実践した。

 同署の年藤健太郎生活安全課長(46)は「使い方がわからないのにカードを買う人、電話をしながら買う人には特に注意してほしい」と伝え、サンギタさんは「これからしっかり声をかけていきたい」と話した。

 同署は今後、管内のコンビニエンスストア各店にマニュアルを配布する。県内では1月から7月まででうそ電話詐欺の被害件数は前年同期比で10件減って47件となっているが、被害額は230万円増え1億2,800万円にのぼっている。同署管内では前年同期比で5件増の8件、被害額は610万円増の1,200万円となっている。

今日の紙面
山口コーウン株式会社

「安全で 安心して 長く勤められる会社」をスローガンに、東ソー株式会社等の化学製品を安全かつ確実にお届けしています。安全輸送の実績でゴールドGマーク認定を受け、従業員が安心して働ける環境と「15の福利厚生」で従業員の人生に寄り添っています。

ピアレックス

遺品整理でお困りではないですか?県内出張見積は無料!不動産売却や空き家じまい(解体)もお気軽にお問い合わせください。

西京銀行

【取扱期間 2025年6月2日~2025年8月29日まで】お預け金額10万円以上。手続き不要!さいきょう定期預金の金利で満期後自動継続。詳細は西京銀行までお気軽にお問い合わせください。

周南公立大学

2024年春、周南公立大学は新学部学科を開設しました。経済経営学部(経済経営学科)、人間健康科学部(スポーツ健康科学科・看護学科・福祉学科)、情報科学部(情報科学科)の3学部5学科体制となりました。大学の活動や入試情報も随時公開中!