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【周南市】周南クラブ3年が3位 津田杯中学野球で熱戦
スポーツ周南市第11回津田恒実杯中学校軟式野球大会TOSOHトーナメントが11、12日、山口県周南市の津田恒実メモリアルスタジアムで開かれ、防府クラブが優勝し、周南クラブ3年生が3位に入った。
津田恒実は同市和田出身で、南陽工高で投手として甲子園に出場し、社会人を経て広島カープに入団、リリーフ投手として「炎のストッパー」と称賛される活躍を見せたが、病に倒れて32歳で亡くなった。今年は亡くなって30年の節目になる。
今回は3年ぶりに開会式が開かれ、大会の名称も東ソー㈱が協賛して「TOSOHトーナメント」となった。地元の周南クラブ3年生、同1・2年生と、県内各地から6チームが出場してトーナメント戦を戦った。
開会式では、田中和末大会会長が「津田投手の野球に対する姿勢、生き様をもう一度学んでほしい」と呼び掛けた、選手宣誓は周南クラブ3年生の主将の長井敦也選手。「がむしゃらにプレーし、仲間とともに最高を試合をします」と宣誓した。
始球式には今春の選抜大会で甲子園に出場した光高3年の選手で周南クラブ出身の升田早人選手が投手、藤井啓輔選手が捕手、水津将太選手が打者、奥村拓真選手がショートを務めて盛り上げた。
試合では、1回戦で周南クラブ3年生が周南クラブ1・2年生に8―0でコールド勝ちしたが、準決勝で玖珂クラブに1―3で敗れた。三位決定戦は下関シニアクラブと対戦して7―0でコールド勝ちした。