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[中学部活地域移行]【周南】教員ら中心に柔道指導 地域クラブにTRVISTA立ち上がる
地域周南市昨年発足した周南市の周南公立大と熊毛武道館を拠点に活動する「TRVISTA(トラビスタ)柔道クラブ」(紙野浩輔代表)が、中学部活動の地域移行に伴う受け皿として立ち上がった。
同クラブは地域移行が進む中、中学生が教育的配慮の下で文化芸術・スポーツ活動などに継続して親しむ機会を確保するために同市に設立された(一社)トラビスタ山口が運営。
学校教員や指導員資格を保有する市スポーツ協会職員が中心となって指導し、周南公立大柔道部の学生も指導や運営に協力する。
活動は競技力の向上に加え、同クラブの理念「感謝・思いやり・相互理解」を学び、人間力を身につけることを重視。柔道を通して人格を磨く。
活動日は月・水・金曜の午後6時30分から8時まで、土曜午前9時から正午まで。土日は合同稽古(けいこ)や遠征が入る場合もある。
同クラブは県中学校体育連盟主催大会に地域スポーツ団体として出場予定で、全国中学校柔道大会や県柔道協会主催の大会にも挑戦可能。
平日の稽古は徳山駅から稽古会場まで送り届けについては同クラブが担い、帰りは保護者の迎えで帰宅する。活動費は年会費1万2,000円、選手登録料・保険料は年間4,100円、月会費6,000円。宿泊しない遠征費は月会費に含まれる。そのほか柔道衣なども購入する。
クラブの入会は2025年度の新中学1年生からが対象。現在は体験会を開いて、小学4年から6年生が気軽に柔道を楽しむ場を提供している。次回体験会は周南公立大で15日(土)午前9時から正午まで。12日(水)までにホームページから申し込む。
紙野代表は「教育的な観点を重視する習い事の1つとして捉えてほしい。中学3年間の柔道経験が、長い将来の中で何かのきっかけになるような活動にしたい」と話す。
トラビスタ山口は子どもたちの心身の健全な発達に必要不可欠なスポーツ環境の構築に向け、学校部活動の指導者を中心にすでに活動しているサッカーに加え、4月から柔道とハンドボールも活動を開始する。
家庭への経済的負担を最小限にして持続可能なクラブにするため、理念に共感する賛助会員も募集している。
問い合わせは電話(080-5204-4045)かメール(judo@trvista-y.jp)へ。
[ホームページ]