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[部活動地域展開]【周南市】中学生の選択減っていないか? 学校区ごとの地域クラブ設置状況
地域周南市周南市は2026年度の中学3年生最後の大会で部活動を廃止。「部活動地域展開」へ向けて昨年12月から地域クラブの登録を募り始めた。25日時点で115団体が登録しているが、種目・設置地域・参加可能な地域、参加条件などが不十分な状況で、不安視する声が届いている。
1種目しかない学校区
同市の地域クラブ専用サイトでは設置地区や種目別に地域クラブを検索できるようになっている。
現在、鼓南中では総合文化部で軽音楽や美術作品制作、パソコン作業など様々な活動に取り組んでいるが、鼓南中地区の地域クラブを見てみると活動できるのは「茶道」のみ。
鹿野中には現在、男女卓球部や女子バレーボール部があるが、鹿野地区の地域クラブは「硬式野球」のみになる。
人気競技も活動狭まる
中学生に人気が高い競技の一つのソフトテニス。周陽中地区を拠点とするクラブが2つ、周陽中地区と富田中地区で活動する1クラブの、合わせて3クラブのみになる。
2022年時点で市内10校にあった軟式野球部。地域クラブになると「軟式野球」は周陽中、太華中、住吉中地区の4クラブと、市内全域で活動する1クラブを合わせて5クラブになる。
実態が不明のクラブも
ボランティアなどの野外活動は日ごとに場所が異なるため、活動場所が「未定」や「市内」とだけ記載されている。活動日が「不定期」のクラブも存在。
講師を派遣するクラブもあるが、中学生や保護者が講師派遣を依頼するのか、1人でも来てくれるのか、クラブ側が調整を図るのかなど運営方法も不透明。
選択肢が増えた地区も
一方、これまで無かった種目の地域クラブが新たに校区内に増えたケースもある。 部活動には無かった「日本舞踊」や「eスポーツ」など多彩な活動も登録され、選択肢が広がった一面もある。
あと1年ほどで部活動が廃止になるが、活動実態の精査や登録団体の増加、活動場所への移動支援など様々な課題を解決し、本当に子どもたちの選択肢が増えるのか懸念される。

