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【周南】徳山港で「爆弾らしきもの」 自衛隊が処理方法検討
地域周南市 周南市の出光興産㈱徳山事業所の東桟橋3番バース周辺海域で5日に「爆弾らしきもの」が見つかった。処分に向けた連絡調整会議が8日、徳山海上保安部で開かれ、処理方法などを海上自衛隊が迅速に検討することになった。
5日、深さ9メートルのこの海域で浚渫作業に伴う磁気探査を実施中、金属の反応があったため潜水調査をして、長さ120センチ、幅40センチの爆発物らしきものが見つかった。
6日午後、海上自衛隊呉警備隊呉水中処分隊による調査及び回収作業で、信管らしきものを確認。爆弾の可能性があると判断して引き揚げず、海底の見つかった場所に戻した。
6日午後11時から、爆弾の可能性のあるものを中心とする半径300メートルの円内に船舶が入らないよう「航泊禁止措置」が発出された。同時に徳山海上保安部は半径3千メートルの円に囲まれた海域では、爆弾らしきものが爆発した場合、水中にいる人にも影響を及ぼす可能性があることから、シュノーケリング、ダイビング、SUPなど体が海に浸かるマリンレジャーや漁業活動は控えるよう呼び掛けている。
8日の連絡調整会議は第六管区海上保安本部、中国地方整備局・宇部港湾・空港整備事務所、海上自衛隊の呉地方総監部、県周南港湾管理事務所、県防災危機管理課、市防災危機管理課、市消防本部、周南警察署、県漁協、出光興産徳山事業所から33人が出席。徳山下松港長でもある川合淳徳山海上保安部長がこれまでの経過を報告し、非公表で市民の安全確保や今後の課題を話し合った。
会議終了後、川合港長が「爆弾らしきものの処分にあたっては市民の安全へ万全の対策をとることで合意している」と説明した。県内では、2021年7月に宇部港航路の浚渫工事で見つかった爆発物らしきものについて、現地で水中爆破されている。
