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　周南市のケーブルテレビ局、㈱シティーケーブル周南（CCS・橋本剛士代表取締役社長）の設立30周年記念イベント「おかげさまで30周年‼も〜っとZOOっとCCS」が11月30日、徳山動物園を無料開放して開かれた。園内は朝から大にぎわいで、ステージショーやキッチンカーなどのちゅっぴグルメフェス、CS専門チャンネルのゲームコーナーなどが人気を集めた。

　地域への感謝を込めたイベント。北園の特設ステージでは餅まきの「MOCHI！フェス」や、アンパンマンショーなどが人気を集め、ステージ前は子どもたちで埋まった。RIONさんによる今回、作られたCCSのイメージソングの披露や、地元のアイドルグループ「L.U.R.E」のライブも注目された。

　グルメフェスはこの日だけのちゅっぴパンやちゅっぴどらやきが登場して昼ごろには完売する人気。巨大ガラポンなどCS専門チャンネルのゲームはどこも行列ができていた。

「再スタートの年、これからも頑張る」

　同社は今年を30周年イヤーと位置づけ、映画「海賊とよばれた男」など特別番組の放送、イメージソング「きみと一緒に」の発表、記念グッズ、記念誌制作に取り組んできた。20日（土）の周南冬のツリーまつりの集中イベントではドローンショーを予定している。

　1995年9月4日、黒神公直氏を取締役会長、岡田幹矢氏を代表取締役に設立された同社。96年に2815件だったCATV加入者は、現在では熊毛地区を除く周南市全域で4万2716件にもなり、インターネット、CP電話事業も展開。地域とともにあるCATV・電気通信企業として成長している。

　5年前に岡田幹矢氏から社長を引き継いだ橋本氏は「30周年を再スタートの年とし、引き続き、力の限り頑張りたい」と話している。