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【周南】周公大、徳山高専生ら約780人が参加 「やまぐち企業交流フェス」盛況 地元企業の魅力伝える
地域周南市徳山高専、周南公立大などの学生を対象に地元企業の魅力を知ってもらおうと「やまぐち企業交流フェス」(新周南新聞社主催)が16、17日に周南市のゼオンアリーナ周南で開かれた。会場のメインアリーナには各企業のブースが並び、「人事部のホンネ」などのセミナーも開かれ、学生たちが熱心に聞き入っていた。
16日は徳山高専の学生が対象で4年生以下の約480人が参加。周南コンビナートの大手企業や建設、金属加工、産業用ロボットや精密部品製造、コンピュータシステムなどの企業が並んだ。
同高専には情報電子、土木建築、機械電気の3学科があるが、プログラムには、どの企業がどの学科の学生を募集しているかも、給与や福利厚生などとともに記載。
各ブースでは企業の担当者が仕事の内容などを映像も使って説明した。ロボコン出場のロボットの実演など学生側の活動紹介のコーナーもあった。
セミナー「コンビナートのホンネ」は出光興産㈱、日本ゼオン㈱、㈱トクヤマ、東ソー㈱の副事業所長、副工場長が登壇。「他社に負けない取り組み」などの質問に答えていた。企業と交流を深めるクイズ大会も開かれた。
17日は周南公立大の学生と周辺の大学生が対象で延べ300人が参加。金融、保険などを含めた幅広い業種の企業が参加した。
セミナーは採用担当者が話す「人事部のホンネ」、「オフィスメイク講座」、「ビジネスマナー講座」があり、学生の人気を集めた。旅行券などが当たる大抽選会も開いて盛り上げた。
「低迷する県内就職率の歯止めになれば」と運営担当者は話していた。
