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【周南】古川跨線橋、線路上に姿現す 深夜の大移動に観客多数〈動画あり〉
地域周南市周南市道路課は7日深夜、10年がかりで架け替え工事をしている古川跨線橋で全長約90メートルある橋を山陽本線の線路上空へ送り出す工程を一般公開。雪が舞う中、市内外から大勢の観客が集まった。
古川跨線橋は線路を挟む県道172号徳山新南陽線(産業道路)と県道347号下松新南陽線(旧国道)をつなぐ橋で、1964年の開通から約55年使用。老朽化による新しい橋への架け替えで2020年6月30日から全面通行止めになっている。
公開されたのは、富田川やセカンドストリートがある北側で組み立てて完成させたトラス橋を、巨大なジャッキなどの設備を使って水平方向にゆっくり移動させる大規模工事の重要工程。
この日は午後11時から1分につきおよそ50センチの移動速度でゆっくりと送り出し、40分ほどかけて橋脚から線路上の約3分の1まで橋を架けた。
橋を送り出す珍しい工程をひと目見ようと、臨時で用意された駐車場には県外ナンバーの車も見られた。見学会場には折りたたみの椅子を持参してゆっくり見物する来場者の姿もあった。
市道路課橋りょう長寿命化推進室の寺本嵩史主査は「これだけの人に集まって見てもらえてありがたい」と話す。
工事は順調に進んでいて、この後は歩行者や自転車通行用の斜路付階段を取り付けるなどして、28年度中の完成を目指している。

移動する橋(16倍速)