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[周南公立大]「地域共創市」で取り組み発表 多彩な学びが地域の力へ
地域周南市周南市の徳山駅前交流施設で2月20日、周南公立大学の「第3回 地域共創市」が開かれ、学生の活動発表や展示を通じて地域連携の成果が共有された。
会は2部構成で、第1部ではゼミの活動や周南創生コンソーシアムの活動、地域企業と連携した学生プロジェクトなどの発表を実施。第2部では各ゼミや学生団体が活動内容を展示した。
開会あいさつで地域共創センター長の清原泰治氏は「日経グローカル」の地域貢献度ランキングに触れ、同大が学生数1999人以下の大学部門で3期連続1位、全国総合9位となったことを紹介。「地域や企業、市民の支えによる成果」と謝意を示し、卒業生の地元定着に向けた協力を呼びかけた。
プロジェクト型課題解決研究(PBL)の発表では高橋ゼミの「サウナチーム」が登壇。周南市をモデルにテントサウナを活用した地域資源の有効活用とワーケーション推進を提案。
鹿野のせせらぎ豊鹿里パーク、大津島、TOKUYAMA DECKなど3エリアでの可能性を示し、年間約300万円の経済効果を試算した。排水やトイレ確保などの課題には事前調査や仮設設備活用で対応するとした。
SNSチームは地域事業者の認知度向上を目的とした運用支援を報告。投稿時間や内容を工夫し、フォロワー数や閲覧数の増加を示した。一方で計測設計などの改善点も挙げた。
周南創生コンソーシアムは若者の地元定着をテーマに、既存調査の統合分析と就職決定学生へのインタビュー結果を説明。「人とのつながり」、「ほどよい街」などの視点を共有し、今後の施策の方向性を示した。
地域と学生が共に歩む取り組みは着実に広がっている。発表や展示を通じて見えたのは、学びが地域の力へと変わる確かな手応えだった。
