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【周南】地域支える腎診療 おかもと腎(じん)クリニック
地域周南市周南市徳山地区で長年診療を続けてきた「おかもと内科」が、腎臓疾患に特化した2階建ての新クリニック「おかもと腎クリニック」(岡本匡史院長)として2日に二番町に移転オープンした。
同院は1988年、循環器内科として開設。その後、人工透析を中心に地域の腎診療を支えてきた。移転の契機は建物の老朽化。通院患者の利便性を考慮し、従来と同様に徳山中心部で用地を確保した。
新施設では腎臓分野の専門性をより明確に打ち出す。透析導入前の保存期慢性腎不全外来と人工透析治療を柱とし、腎炎やネフローゼ症候群など腎臓内科領域の専門疾患に対応する。
2階には人工透析室を配置。ワンフロアに48床が並び、個室2床を含む全50床を備える。各ベッド頭部には電源コンセントとUSBポートを設置し、透析中のスマートフォンやタブレットの使用にも配慮した。
腎臓は自覚症状が乏しい“沈黙の臓器”で、早期発見が重要。岡本院長(46)は「近年は治療薬の進歩が著しい。地域で適切な治療機会を確保し、安心して通院できる環境を整えたい。透析は導入すると一生涯、週3回通うことになる。患者にとってここが『第二の家』となるよう、透析室は妥協せず作り上げた」と話す。
明るさと落ち着きが同居する透析室には、患者の長時間治療を支える細やかな配慮が随所に見える。専門性を前面に打ち出した新クリニックの空間づくりから、地域を見据えた医療への思いがにじんだ。
CTレントゲン室
透析室(個室)
処置室
更衣室
