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【周南】社会福祉士合格率が91.3%に 周南公立大が県内トップ
地域周南市第38回社会福祉士国家試験の合格者の発表が3日にあり、周南市の周南公立大学(髙田隆学長)の今春卒業予定の学生の結果は、23人のうち21人が合格。合格率は91.3%だった。
同大既卒者は7人のうち4人が合格し、在学生と合わせた総合合格率は83.3%になった。これは受験者数10人以上の大学では全国198校中34位で、県内では県立大学などを上回り、トップとなった。
社会福祉士は障害のある人などの相談を受けて福祉機関や医療機関との連携・調整に携わる国家資格。毎年2月に試験があり、全国の平均合格率は60%。
周南公立大は4年前に徳山大学を市立化して設立され、今春の卒業生が周公大の1期生。福祉情報学部で必要な単位を取得することで社会福祉士の受験資格を得ることができる。今回は受験資格を取得した学生全員が受験した。
同大では国家試験対策講座、模擬試験などの体系的な支援▽少人数体制によるきめ細やかな学習サポート▽職員と学生の距離が近い「伴走型支援」で、9割を超える合格率を達成した。
高い合格率に加え、社会福祉だけでなく行政や民間企業でも活躍できる人材の育成を目指していることが同大の特徴の一つ。今回も合格者の3分の1の就職先は公務員という。
2年前に学部を改編し、福祉分野は人間健康科学部福祉学科(定員60人)に組み込み、受験資格の取得は必修とした。このため2年後には毎年、60人が受験することが見込まれている。
福祉情報学部長で人間健康科学部の副学部長を兼ねる難波利光教授(57)は「福祉と民間の橋渡しをする人材を育てたい」と話し、卒業生の半数が福祉関係、残り半分は民間企業や行政機関で活躍する人材育成に意欲を見せている。
