2026年05月20日(水)

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【周南】AI水難検知システムで安全強化 周南スイミングクラブが導入

  • カメラとモニターを設置したプールサイド

  • 監視モニター

 周南市江口の㈱周南スイミングクラブ(尾前俊吉社長)は5月中旬、AIを活用した水難検知システム「SAFE SWIM」を本館プールに導入した。全国で2例目という。

 SAFE SWIMは台湾政府の支援のもと開発された、プール監視の死角や監視員の負担を補完し、水難事故の未然防止につなげるAI水難検知システム。日本総代理店の合同会社SSW(大阪府吹田市)とともに社会的実装を進めている。

 スイミング施設では監視員を配置していても、水面の反射や波しぶき、死角などによって異変を見落とすケースが課題となっている。

 同クラブは他施設でプール利用者が溺れる事故が起きたことから水難事故は「他人事ではない」と、東京都で開かれた展示会でSAFE SWIMと出会って導入を決断。日本初の導入施設である高槻市のスイミングスクールに見学に行き、5月の連休中に設置を完了した。

 プールサイドに取り付けた16台のカメラが入水中の人の動きを感知し、異常があればプールサイドと監視室に設置したモニターとサイレンで即座に知らせる仕組み。

 設置後すぐ試験運用を開始し、現在はAIが同クラブのプールの光の反射や波などを学習している最中。約1カ月でAIの検知機能が本領を発揮する。

 クラブの児童含むすべての遊泳者の安心安全な環境づくりと、全国で先陣を切って導入することで業界全体の事故防止にもつなげることが狙い。

 高い安全基準と社会貢献の理念を掲げるトクヤマグループの一員である同クラブ。総務人事部の畠中聡課長は「AI水難検知システムの導入で、地域の子どもたちに安心安全にスイミングを楽しんでほしい」と望んでいる。

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