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【周南】周公大に台湾研究チーム 旧海軍燃料廠の研究成果寄贈
地域周南市台湾の国立陽明交通大学の研究チームが6月29日、周南市の周南公立大学を訪れ、旧日本海軍燃料廠に関する研究成果をまとめた書籍を同大附属図書館へ寄贈。両大学は研究や学生向け特別講義で交流し、日本と台湾の歴史研究や地域づくりについて意見を交わした。
来訪したのは国立陽明交通大学人文芸術・社会学院の頼雯淑(ライ・ウェンシュ)教授を代表とする研究チーム6人。日本統治時代に建設された旧日本海軍燃料廠をテーマに研究を続けており、台湾・新竹市と周南市などを比較しながら、戦後の都市形成や産業発展との関わりを調査している。
寄贈した書籍は旧海軍第6燃料廠を題材にした絵本や研究資料で、周南公立大グローバル化推進本部の田淵啓二副本部長が書籍を受け取った。絵本『新竹 六燃大煙囪』(新竹六燃の大きな煙突)は日本語のほか11言語に対応したQRコードを掲載。音声ガイドも収録し、多言語で歴史を学べる。
頼教授は「8年間の研究成果を日本の研究者や学生と共有したい。過去の歴史を学ぶことで、現在のまちづくりや未来への発展を考えるきっかけになれば」と寄贈への思いを語り、「日本と台湾が歴史研究を通じて相互理解を深め、平和な未来につながる交流を続けていきたい」と期待を寄せた。
図書寄贈の後は学生を対象にした特別講義も開かれ、台湾に残る旧海軍燃料廠跡地の保存・活用事例などが紹介された。
