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【周南】徳山動物園にD51よみがえる 南口に機関車広場が完成
地域周南市周南市の徳山動物園で8日、D51形395号機の保存・活用に向けて整備された「機関車広場」の完成記念式典が開かれた。老朽化した車体を補修し、駅のプラットホームをイメージした展望デッキなどを新設。運転席への乗り込みも再開し、訪れた子どもたちが汽笛を鳴らして楽しんだ。
D51形395号機は1940年1月17日に誕生し、67年から岩徳線を走った蒸気機関車。地球約2.9周分に相当する距離を走り、徳山老人クラブの請願を受けて71年から同園で保存。50年以上にわたって市民に親しまれてきた。
市は老朽化が進んだことから有害物質の除去や車体のさび、傷の補修、塗装などを実施。修復後に現在の場所へ戻した。周辺には展望デッキや記念碑、ベンチなどを整備。この整備には約2億2050万円を投じた。今後は車体の美観を維持する「SLお掃除ボランティア」も活動する。
式典で藤井律子市長は市民から「子どもたちを機関車に乗せて遊ばせたい」、「機関車に触りたい、乗りたい、汽笛を鳴らしたい」などの声が寄せられていたことを紹介。「D51形395号機を地域の宝として大切に守り、引き継いでいく。徳山動物園のさらなる魅力向上につながることを期待している」と話した。
古本慎一園長は「この広場が皆様の笑顔と愛着であふれる場所になることを願っています」と期待した。
式典後には運転席が開放され、来場者が汽笛鳴らしを体験。両親と訪れた吉田翔さん(3)と耀さん(2)は、改修前から機関車が好きで何度も見に来ていたという。汽笛を鳴らし、「楽しかった」「かっこよかった」と笑顔を見せた。
