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【周南】看護学科生がん啓発 周公大で周南ヘルスフェスタ
地域周南市がん啓発イベント「周南ヘルスフェスタ」が5日、周南市の周南公立大で開かれた。東京大学医学部付属病院放射線治療部門がん診療医の中川恵一さんの基調講演などがあり、がん検診の受診を呼び掛けた。
このイベントは市と同大、アフラック生命保険㈱の主催。大腸がんの経験者でもある渡邊淳子看護学科長と、同学科の学生14人が中心に準備した。
14人は全国の都道府県の中でも山口県の受診率が下位の大腸がんをテーマに選び、1月ごろから活動をスタート。3チームに分かれ、映像・SNSチームはインスタグラムを作成▽啓発推進チームは大腸がん検診を呼び掛けるポスターを製作して各小中学校などに配布▽イベントチームはフェスタでのメッセージツリーの作成、大腸がんクイズラリーの問題作成などに取り組んだ。
この日、藤井律子市長、渡邊学科長のあいさつに続いて中川さんが登壇。藤井市長から同市のがん啓発に関する「アドバイザー」の委嘱状が中川さんに手渡された。
中川さんの講演の演題は「がんと共に生きる時代に知っておきたいこと」で大教室は満席になった。「がんは制御可能な、コントロールできる病気」だとし、がん教育の必要性、がん検診によって早期発見が可能で自分を守ることができることや、喫煙、飲酒でがんのリスクが高まることなどを自身のがんの経験も交えて説いた。
イベントはS1号館の周南自動車学校ウェルビーイングスクエアが会場。最初に学生の各チームの代表が取り組みの内容を説明した。
映像・SNSチーム代表の看護学科2年、菅那菜穂さん(19)は今回の取り組みを通して「がんについて大切な情報を知らない事実を知ることができた」▽啓発推進チームの同学科3年、山本苺花さん(20)は「地域の情報にアプローチしていく大切さを学んだ」▽イベントチームの同学科2年、平田咲月さん(21)は「楽しみながら興味を持ってもらえるように企画を進めた」と話していた。
会場には小児がんの子どもの絵画作品のパネルや、乳がんの触診モデルの模型などが展示され、関心を集めた。渡邊学科長は「反響があってよかった。さらに広がっていけばいい」と盛況を喜んでいた。
