2026年10月19日(月)

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【光市】「生理の痛み、男性も理解して」 県内初の疑似体験に企業労務担当ら20人

  • 背中に電極パットを貼ってもらう芳岡市長

  • 突然の痛さに顔をしかめる参加者

  • 参加者に痛さを聞く女性たち

 生理痛を事業所の幹部や人事担当の男性に理解してもらおうと光市は1日、自治体としては県内初の生理痛疑似体験をあいぱーく光で開いた。芳岡統市長や市内の企業幹部ら男性20人が電極パットを下腹部に装着し、子宮が収縮するような痛みや鈍痛を体験した。

性差による健康や月経に理解を

 生理痛は多くの女性が体験している体調の不調で、仕事や日常生活に影響を与えることも多い。市は事業所の人事労務担当者らを対象に、性差による健康や月経に関する健康課題に理解を深めてもらおうと開いた。関心を持つ市民や市内外の市議ら20人も傍聴した。
 開会のあいさつで芳岡市長は「生理のことは知識としては知っていたが、妻や娘たちとそのことを話したことはなかった。誰もが安心して働ける職場づくりを、この体験を通して皆さんと一緒に考えたい」と話した。

「無給扱いの生理休暇を有給休暇に」

 参加者は女性の体の知識に関するDVDを視聴した後、女性の健康改善をサポートする東京の㈱LIFEM(ライフ・エム)の増井薫乃さんの指導で、コントローラーに接続した電極パットを下腹部と下背部に装着。

 コントローラーのスイッチを入れると内側から絞られるような周期的な痛みが再現され、中には突然の強い痛みに「オーッ!」と大声を上げたり、立ち上がって痛みを我慢する男性も現れるほどだった。

 同市光ケ丘の㈱巽設計コンサルタントの静野邦彦総務部長(54)は「無給扱いの女性の生理休暇を有給休暇にする必要を感じた」と話し、市教委の岩政浩二学校教育課長(57)も「ズドーンとくる激しい痛みに驚いた。女性はこの痛みをどう我慢しているのか。女性が働きやすい制度を充実させることが必要だと思った」と述べていた。

 芳岡市長も「重く、ずっしりと包み込まれる痛みに耐えるのが大変だった」と話していた。増井さんは「この経験を事業所での人事や労務に生かしてほしい。その際、セクシャルハラスメントにならない配慮も必要だ」と要請していた。

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