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【周南】松生教授(周公大)が㈱トクヤマの長距離選手支援 データ測定でコンディション管理
地域周南市周南市の周南公立大人間健康科学部スポーツ健康科学科の松生香里教授(53)が昨年7月から、㈱トクヤマ陸上競技部の男子長距離選手のコンディション管理を支援する取り組みを続けている。
㈱トクヤマの選手は、社員が自主的・自発的に新たな価値の創出に挑戦する「とくちゃれ」の活動で、ニューイヤー駅伝出場を目指すプロジェクトに参加。その一環でスポーツ健康科学の専門性を生かした今回の取り組みが始まった。
企業のアスリートを支援することで、競技現場を研究・教育のフィールドとして活用することが可能になり、地域のスポーツ活動や健康づくりにいかす。
松生教授は日本陸上競技連盟の科学委員会の委員として、トップアスリートを対象に同様の研究の経験があり、今回は㈱トクヤマの選手を対象に継続的に研究に取り組んでいる。
支援を受ける選手は木村直樹さん(35)、佐々木歩央さん(22)、大谷悠真さん(24)、徳浪春輝さん(21)の4人。週に3回、周南公立大の総合グラウンドのトラックで1万2千メートルを走るなどの練習前後に体重を測定して体重減少率を算出している。
最近は猛暑で中止しているが、選手のコンディション、水分・電解質の状態を把握するため、発汗量、汗中のナトリウム、カリウム、カルシウムなどのデータを測定することもある。
練習では選手を見守り、測定の結果を伝えている松生教授は「暑さに強い、弱いなどが見えてくる」と話す。選手へのアドバイスにとどまらず、練習時の変化を継続的に記録し、競技の場でも身体データを収集・分析、選手のコンディション管理に活かしている。
今年2月の全日本実業団ハーフマラソンでは佐々木選手が1時間6分16秒、大谷選手が1時間4分47秒で自己ベストを更新した。
5月の県陸上競技選手権大会では1500メートルで大谷選手が4分ちょうどで1位、佐々木選手が4分1秒48で2位。選手は仕事と両立させながら競技を続けている。同プロジェクトではニューイヤー駅伝出場へ向け、選手の確保にも取り組んでいる。
