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【周南】県内で教員目指す学生育成へ 周南公立大が大阪教育大と協定
地域周南市周南市の周南公立大(進士正人学長)は大阪府柏原市の大阪教育大(岡本幾子学長)、山口県教委、周南市教委、下松市教委、光市教委と、山口県内の教師の養成・採用・研修にわたる連携協力に関する協定を締結。10月13日付で調印した。今後、県内で教員を目指す学生の増加につながることが期待されている。
相互に協力して教師の養成・採用・研修に取り組む体制を構築することで、人口減少や都市部への人材流出などによる地方教員のなり手不足を緩和し、県内の学校教育の中核を担う教師を安定的に確保することを目指している。
連携事項は教師の養成・採用・研修▽大学・大学院における教育課程の編成と実施▽学校教育上の諸課題に対応した調査研究▽そのほか、学校教育の充実に関すること。
この協定に基づいて、来春入学する大阪教育大学連合教職大学院への新たな学生推薦制度が創設された。対象は連携大学がある地域の教員になることを目指す学生。この推薦制度による入学者は入学料が半額免除になる。今回、周南公立大から2人を推薦している。
この制度で大学院に入った学生はオンライン履修と地域の実習校での学校実習で、大阪のキャンパスに通学せずに修了可能となる。
周南公立大の経済経営学部は中学の社会、高校の地理歴史、公民、商業▽人間健康科学部スポーツ健康科学科は中学、高校の保健体育、小学校教諭▽情報科学科は高校の情報の教員免許の取得が可能。
これまで2学部体制だった周南公立大では1学年40人前後が教員免許を取得して10人前後が教員になっていた。学部編成後に3学部となり、保健体育の教員を目指す学生もいることから、免許を取得、教員になる人も増える可能性がある。
今回の連携を担当した大坂遊准教授(38)は「山口県外から入学した学生で、県内に残って地域に貢献する人を育てたい」と今回の協定締結の狙いを話している。
