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政治 : 光市のニュース
【光】離島の栄枯盛衰支えた拠点閉館 牛島(うしま)コミセン・51年の歩み終える
政治光市光市の唯一の有人離島、牛島(うしま)の行政拠点として機能してきた牛島コミュニティセンター(中原千代美館長)が9月30日で閉館した。この日、同センターで開かれた閉館式では1975年に牛島公民館として開館してから51年に及ぶ歴史を振り返った。
最盛期は人口千人、今は19人に
漁業で栄えた牛島は戦後の一時期、人口が千人を超えるほど盛況だったが、人口は減少の一途をたどり、91年に牛島中が休校、99年に牛島小が休校になった。島内にあった郵便局や商店もなくなり、同センター2階の牛島漁協(のちに県漁協牛島支店)は2014年に光支店に統合された。
閉館式には島民19人のうち16人や、芳岡統市長、市議18人など、関係者約50人が出席。芳岡市長のあいさつに続いて、1980年から同館で主事や館長を46年間務めた中原館長(78)が「思い出が走馬灯のように次から次へと浮かびます。お世話になった皆様、ありがとうございました」とあいさつして閉館を惜しんだ。来賓の森戸芳史市議会議長が祝辞を述べ、平田義夫市コミュニティ連絡協議会会長▽岡村勝行牛島自治会会長が紹介された。
サプライズで中原館長の長男が花束を手に
ここでサプライズとして中原館長の長男の雅史さん(56)が花束を持って登場し、思わぬ展開に中原館長は感激した面持ちで目頭を熱くしていた。雅史さんは中学校教諭で、下松市の末武中教頭を経て現在は山口市の秋穂中校長を務めている。
同センターの建物は今後、解体される。行政窓口や申告相談会場は本土の室積コミュニティセンターに移るが、牛島診療所は従来通り毎週土曜に市が医師を派遣し、災害時は指定避難所になる。選挙の期日前投票所と検診会場はデイサービスの牛島憩の家に移る。
同センター内で展示していた同島と本土を結ぶ旅客船「うしま丸」の備品の一部は市文化センターに移す。牛島小中学校の児童生徒の作品は牛島憩いの家で展示を続ける。旅客船「うしま丸」の1日3往復の運航は今後も変わらない。
