2026年06月02日(火)

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単独選挙?ダブル選挙? 45年ぶり任期満了か解散権行使か 立候補予定者の動き活発

 現衆院議員の任期満了が10月21日に迫る中、菅義偉首相は解散権を行使せず、1976年の三木武夫内閣以来45年ぶりの「任期満了総選挙」になる可能性が濃厚だ。しかし山口県と静岡県では公選法の規定で現職議員の欠員に伴う補欠選挙が10月に予定されており、衆院選と参院補選が同じ日になるか、1週間違いの日になるのか、不透明な情勢が続いている。  (山上達也)

■「任期満了」なら10月5日公示、17日投票

 公選法では衆参両院議員の比例代表以外の議員に欠員があった場合、4月と10月の最終日曜を投票日とする補欠選挙を開くことになっている。

 今回は10月7日(木)告示、24日(日)投票が確定。山口選挙区(欠員1)では自由民主党は比例選出の北村経夫氏(66)を公認し、衆院山口3区にくら替えのため辞職した林芳正氏の議席の死守を目指す。立憲民主党や日本共産党などの野党勢も野党共闘の候補擁立を目指している。

 そこに衆院選が重なろうとしている。今の状況では任期満了に直近の日曜の17日(日)が投票日の可能性が高く、その場合の公示日は5日(火)になる。菅首相が参院補選と同じ24日を衆院選の投票日に設定しようとするなら、そのタイミングに合わせた衆院解散が必要になる。

■閣僚公務優先、困りごと相談など多彩

 そうした中、衆院選と参院補選の立候補予定者は、新型コロナウイルス感染症の拡大と戦いながら支持拡大に懸命な動きを見せる。

 山口1区の現職は自由民主党の高村正大氏(50)=周南市三番町=で、立憲民主党新人の大内一也氏(47)=周南市新地町=が野党共闘の枠組みで挑む。

 高村氏はコロナ禍でもこまめに帰郷してあいさつ回りに余念がなく、祖父の坂彦氏、父の正彦氏から受け継ぐ親子3代の地盤の継承と拡大を図る。大内氏は街頭演説やポスター掲示のかたわら「何かお困りのことはありませんか」と有権者に語りかける取り組みを続けている。

 山口2区は自由民主党の現職で防衛大臣の岸信夫氏(62)=田布施町下田布施=に、日本共産党新人の松田一志氏(63)=岩国市岩国=が挑むという、前回と同じ顔ぶれのリターンマッチだ。

 岸氏は現職閣僚のため地元入りがほとんどできず、後援会組織や秘書がフル回転して前回票の上積みを図っていく。松田氏は野党共闘の枠組みを掲げ、立憲民主党など共産党以外の政党に支持を呼びかけていく。

 参院補選の北村氏は8月27日、山口市の自由民主党県連内に岸信夫県連会長を本部長とする選挙対策本部を設置。周南市4支部、下松市1支部、光市2支部など県内の旧市町村単位に置く56の党支部を通じて名前と政策の浸透を図っていく。

高村氏

大内氏

岸氏

松田氏

北村氏

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