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【県】タクシー運賃値上げ 3市のタクシー利用券交付には反映されず
政治その他山口県内のタクシー運賃が11日から改定された。周南3市では交通弱者の高齢者にバス・タクシーの利用券を配布しているが、今回の運賃改定は2026年度からのタクシー券の枚数や金額に反映されていないことがわかった。
今回の運賃改定率は11.37%。基本となる新運賃は、これまで1.5キロ760円だった初乗運賃が1.42キロ800円▽初乗短縮運賃ではこれまで1.255キロ680円だった運賃が1.145キロ700円になる。
運賃改定は2023年8月に10.61%の改定から2年半ぶり。
この改定は経営の健全化、よりよい労働条件の整備のために必要と、タクシー会社から要請していたもの。中国運輸局は運賃改定実施後は各事業者において、適切に運転者の労働条件の改善措置を講ずることなどを指導する。
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3市のタクシー券配布は1年ごと。今回、交付方法を見直した市があったが、交付額を増額した市はなかった。各市とも前年までに申請があった人には翌年以後の辞退がない限り交付を続ける仕組み。新たに必要になった人は申請が必要になる。
助成金の金額は周南市、光市が200円券を48枚、9,600円分、下松市が60枚、1万2千円分。対象者の年齢や運転免許証の有無などの条件が違い、周南市は約1万4千人▽下松市は約6千人▽光市は2千人に交付している。
今回、タクシー料金を反映させなかった理由として、3市とも予算が限られていることや、値上げの情報入手が予算編成に間に合わなかったためと話している。
下松市や周南市では全市民の1割が利用しているバス・タクシーの利用券。交通弱者の外出機会を確保するとともに地域交通を守る施策でもある。今後の進展が注目される。
