2026年05月26日(火)

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政治 : 周南市のニュース

学び・交流プラザも募集検討 永源山公園の候補者に東ソー 一般質問・命名権に前向き

  • 現在の鹿野総合支所

  • 永源山公園

 周南市12月定例議会は14日、一般質問に4人が登壇した。福田吏江子議員(自由民主党周南)への答弁で藤井市長は永源山公園のネーミングライツパートナーの候補者に東ソーを選び、学び・交流プラザのネーミングライツも検討することを明らかにした。古谷幸男議員(同)と執行部の間では鹿野総合支所の移転先をめぐって論戦が交わされた。

[空調設備設置と同時に]

 ネーミングライツは施設などに企業名や商品名などを冠した愛称をつけ、市にネーミングライツ料(命名権料)を支払う仕組み。永源山公園の場合は使用期間5年間で、命名権料は年額250万円以上。

 候補者は9月1日から10月16日まで募集し、応募は東ソー1社。候補者になったことは12月3日に公表した。近く愛称を発表して正式に契約する。同公園は広さ18㌶で、ゆめ風車やプール、市郷土美術資料館などがあり、新南陽地区のシンボルになっている。

 一般質問で福田議員は、ネーミングライツの効果は財源確保だけにとどまらないことを指摘し「いっしょに拠点づくりをする、いい関係づくりが大切」と述べ、学び・交流プラザでは市民から要望が出ている交流アリーナの空調設備の設置に役立てることを提案。久行竜二教育部長は「有効な手法」と述べ、前向きに検討する姿勢を示した。

 福田議員は小中学校の「当たり前」を見直すことも提案し、具体例として同じ学年の児童・生徒による固定した学級編成、タブレット端末などの導入を想定していない机や椅子の規格、宿題、健康に良くないと言われるようになっている体育座りを取り上げた。

 中馬好行教育長は、実現には少人数学級の推進などが必要だと説明したうえで「校長の意識改革が必要で、常にこれでいいのか、自らに問い続けてほしい」として、校長会などで呼びかけていくと述べた。

[鹿野総合支所移転問題 地元では署名運動も]

 鹿野総合支所をめぐっては、市が予定していたコアプラザかのを改修して移転する計画は、同施設が洪水ハザードマップで錦川の河川侵食区域となったことから断念し、改めて現在地を含めた候補地を挙げた住民説明会が開かれた。

 候補地は現在地、コアプラザかのの隣接地、鹿野中の駐車場の3カ所。現在地での建て替えを求める住民が署名運動を展開しており、古谷議員は「現在地で不都合なことがあるのか」、署名運動について「どうしてここまでしなければならないのか」と詰め寄り、署名運動をどうとらえるのかただした。

 これに対し、市長は移転先について「年内に方針を決定したい」、署名運動には佐田邦男副市長は「貴重な意見。重く受け止めている」と述べるにとどまった。

 現在の総合支所は鹿野町役場として建てられたが、老朽化して耐震性にも問題があり、移転が急がれる。敷地面積は5,600平方㍍。巨木などの清流通りがそばにあることから、市には観光の拠点を整備する〝思い〟があるという。

 説明会では、建て替えには8億円の事業費を想定し、現在の敷地内に観光拠点の整備と総合支所の建設を進める場合は拠点の規模が縮小されるため1億5千万円、別の場所に総合支所を移転させた場合は2億円をかけると説明。

 市の計画にもない観光の拠点の整備が説明に出てきたことが、一部の住民の市に対する不信を招いている側面もあり、市が今年中に決定して年明けにも公表する方針がどうなるか、注目される。

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