2026年05月08日(金)

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政治 : 周南市のニュース

来年4月1日に「周南公立大学」 徳大市立化で方針 人口減少緩和へ「スピード感」

  • 説明する藤井市長

 周南市の藤井市長は29日、市議会全員協議会で、来年4月1日の徳山大学公立化を目指し、大学の名称は「公立大学法人周南公立大学」に決定したと発表した。8月中旬以降の市議会臨時会に新大学の定款などの議案を提案する。

 市長は徳山大学の公立化を推進する理由として「地域政策課題の解決、地域経済の活性化、人材の育成・定着、まちの賑わいの創出など、大学を生かしたまちづくりにより、周南市ならではの人口減少対策、地方創生が期待できる」「市民の地域活動や生涯学習の充実に寄与」などをあげた。

 名称変更は「名称を刷新し、新たな公立大学としてのブランド力を高める」「県東部唯一の4年制大学、知の拠点として、周南地域を中心とした広域的な交流、関わりを持ち続けられることを期待する」などと説明。

 なぜ、周南市立大学としなかったのか、徳山大学を残さなかったのか、決定までの経緯を含めた質問もあった。これには下松、光市は運営には関与しないが、学生の募集、在学中の活動地域、卒業時の就職先では周南市だけでなく、周南地域を中心に県東部をエリアとすることから「公立」としたと説明した。

 開学時期は、もう一年先でもいいのではとう質問もあったが、市長は「スピード感が必要。一年でも早く決めることが都市間、大学間競争を生き抜く方法だ」と答弁した。

 今後は定款などの議案可決後、県に公立大学法人設立認可申請、徳山大学から文部科学省に学校法人解散の認可を申請する。市議会9月定例会に評価委員会設置条例▽12月定例会に授業料など徴収する料金の上限の認可議案▽来年の3月定例に中期目標の制定議案が提案される。

 これらが可決されると徳山大学が解散してその運営は周南市が設立した公立大学法人に引き継がれ、新入生、在学生とも新大学の学生となる。公立化から2年後に情報科学部、看護学科の創設を予定している。看護学科棟の整備も今年度から徳山大学が着手して新大学が開学後に契約を引き継ぐ。

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