ニュース
地域 : 下松市のニュース
【下松】「下松の原点は古墳時代」 地方史研究会で発表
地域下松市下松市の下松地方史研究会(弘中義雄会長)の研究発表会が26日、ほしらんどくだまつで開かれ、会員2人の研究発表を約100人が聞いた。
同会は毎年、研究発表会を開いている。この日は喜多修さんが「この下松のかたち〜古代から中世、そして近世へのつながり」▽林弘幸さんが「下松及び久米・櫛ケ浜における周知の埋蔵文化財包蔵地の分布と変遷」で発表した。
このうち喜多さんは桜町の天王森古墳から多くの形象埴輪が出土していることに触れながら、古代から近世にいたる歴史の流れを説明し「星降るまち下松の星の原点は、古代百済の星信仰だ」と分析。平生町には百済から漂着した神をまつったとされる「百済部神社」が現在もあり、地名としての「百済部」も現存しており「周防の地はそれだけ百済と交流が深かったという現れだろう」と説いた。
さらに「百済との交流拠点だった下松市の宮ノ洲古墳周辺も栄えて、下松の語源を百済津(くだらつ)とする説も補強された。下松の原点は古墳時代にあると言えるのではないか」と強調した。
