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政治 : 周南市のニュース
[周南市議会]周公大基金に3億円 予算決算委で修正
政治周南市周南市議会12月定例会は15日、予算決算委員会(遠藤伸一委員長、13人)が開かれ、一般会計補正予算案のうち、周南公立大学整備等基金の積立金3億円を予備費に組み直す修正案が提案され、採決では、委員長を除く12人のうち賛成9人、反対3人で可決された。修正案は22日(金)の本会議で議員全員による採決がある。
この3億円はモーターボート事業からの繰入金38億円の一部が財源。市が「頑張っている周南公立大を応援したい」と補正予算案に計上した。同市は2021年に徳山大学を市立化して開設されたが、その際、新たな公費の投入はしないとしていて、今回の基金も赤字の補てんなどには充てない方針。
5日に提案説明があり、さまざまな意見が出たことから、8日に使途を明確にするために同基金条例の改正案を提案、12日に本会議で提案説明、13日に企画総務委員会(福田健吾委員長)で審議があったが、条例改正は継続審議となった。
15日の予算決算委員会の補正予算案に対する質疑では、委員からの質問に答えて執行部が3億円を何に使うか、事例を示し、同大学に対して外部の個人や企業も応援しており、市としても応援する必要があることや、大学からの要請ではなく、市の判断で積み立てることなどを説明した。
修正案は質疑のあと、討論の前に小林雄二議員(周南市民の会)が提案。「もっと時間をかけて説明すべきだ」と提案理由を説明した。
提案に対する質疑では、古谷幸男議員(自由民主党周南)が「2千人の若者が集まる大学を応援していく気持ちがあるのか」「大学を活かしたまちづくりをどのように考えているのか」「先送りすることが受験生などに影響があった場合に誰が責任をとるのか」とただした。
小林雄二議員は「周南公立大をより健全に発展させる立場に変わりはない。徳山ボートではなく、一般会計から支援していくという立場だ」「市民の税金である以上、しっかりと議論をすべきだ」などと述べ、責任論には「提案したのは市長。どう責任をとるのかには答えるすべがない」と答弁。会派の代表も務めるベテラン議員2人の間で激しい議論が続いた。
討論では、修正に反対する意見を古谷議員ら3人が述べ、小池一正議員(公明党)は「大学の教育研究力の向上に使われることが理解できた」▽小林正樹議員(自由民主党周南)が「未来に向けた発展的な繰り入れだ」などと発言した。
一方、魚永智行議員(日本共産党)▽細田憲司議員(参輝会)▽福田健吾議員(志高会)▽井本義朗議員(未来ラボ)▽島津幸男議員(周南市民の会)が賛成意見を述べ、採決では小林雄二議員と、吉安新太議員(志高会)▽福田文治議員(参輝会)▽佐々木照彦議員(志高会)も修正に賛成した。
| 周南公立大学整備等基金をめぐる周南市議会の主な動き | ||
|---|---|---|
| 5日(火) | 12月定例会開会 本会議で周南公立大学整備等基金への3億円の積立を計上した補正予算案の提案説明 | |
| 12日(火) | 本会議で同基金条例の改正案の提案説明 | |
| 13日(水) | 企画総務委員会で同条例改正案の継続審議決定(採決を先送り) | |
| 15日(金) | 予算決算委員会で同基金に積立の3億円を予備費に回す修正案を可決 | |
| 22日(金) | 12月定例会最終日 本会議で補正予算案採決 | |
