2026年05月26日(火)

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【周南】[周南市議会]文化振興財団不祥事特別委 捜査の壁?謎残したまま特別委消滅

  • 特別委の出席者

 山口県周南市の周南市議会「公益財団法人周南市文化振興財団における不祥事に関する調査特別委員会」(土屋晴巳委員長、13人)が14日に開かれ、6月4日に同財団の元職員が詐欺の容疑で逮捕されたと執行部から報告があった。しかし、警察発表以外は「捜査に影響がある」として答弁がなかった。

 逮捕された職員は昨年7月に公表されたが、財団の資金から約1億4千万円を着服した財団職員2人の1人。今回の逮捕はこの1億円4千万円とは別に、休職中だった昨年5月にコンサートチケットの売上29万3,075円を販売の委託先からだまし取った疑い。

 特別委には文化スポーツ観光部の河津浩之部長、坂本俊彦次長、文化振興課の河上浩史課長らが出席したが、休職中になぜ回収が可能だったかなどの質問に答えることはできなかった。

 委員からは同財団の理事会などの議事録の公開も求めたが、休憩を繰り返して同財団に確認した結果「全容解明のあとに公開する」という答弁だった。

 同特別委は昨年9月に設置され、今回が10回目の開催。同財団は「捜査に協力する立場から、捜査に影響することは答えられない」として真相はわからずじまい。

 5月の市議選の運動期間中も、現職の立候補者は市民からこの事件のことをたずねられても、十分に説明できなかったという。

 現在の市議は19日で任期満了になるため、特別委は不祥事の全容解明も責任追及もできないまま同日に自然消滅する。

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