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政治 : 周南市のニュース
[この人に聞く]「陳情活動の道筋形成、素直でありたい」 周南市議会議長 友田 秀明さん(70)
政治周南市1年ごとに議員による選挙で正副議長を選出している周南市議会6月定例会で、友田秀明さんが議長に就任した。2001年に旧新南陽市議になり、7期目となるベテラン市議に議長としての思いを聞いた。
(聞き手・坂本南海)
―議長就任の気持ちは
友田 議員は市民の代表で、議長はそれを束ねる役。周南市、市民のために頑張っていきたいです。
―議員活動で記憶に残っていることを教えてください
友田 1番長く関わった野村1丁目7号線の道路整備でしょうか。約15年間の停止状態から再始動した事業で、地元の調整役として粘り強く何度も話し合いを重ね、10年近くかかりました。
振り返ると道路整備に関わる案件が多かったように思います。道路は地域の利便性や物流に直結するので重点的に取り組んできました。
―周南市の課題は何だとお考えですか
友田 周南市はコンビナート企業をはじめとする大手企業が立地し、市の経済を支えています。
しかし、働く人の多くは中小企業に勤めており、地域を元気にするためには中小企業の活性化が不可欠です。中小企業支援は商工会議所などを通じた補助制度はあるものの、市が主体となった支援はあまり見られません。
また、個人事業主の後継者不足で地元商店が減少し、チェーン店ばかりになる可能性も危惧しています。単なる経済の問題ではなく、地域コミュニティにも影響を与え得ると考えています。
―では、周南市議会の課題は
友田 一般質問は1時間、自分が市政について市長や副市長、執行部と議論できる貴重な場ですが、質問と答弁が噛み合わない場面があります。
「良い質問をする」のではなく、「市民のための政策実現」を目的に、若手議員にも遠慮せず質問してほしいです。また、日頃から行政と信頼関係を築いていくことも議員には必要です。
―議会運営で注力していきたいことを教えてください
友田 周南市はこれまで国や県への陳情活動が十分ではなかったと感じています。
地方都市ではいかに国や県の支援を引き出すか、それも議員の重要な仕事であると他市への視察で実感しました。1年でそこまでは届きませんが、まずはそのための仕組みや道筋をつくりたいです。
―最後に、議長の役割とは何でしょうか
友田 議長は市民から選ばれた30人の議員を代表し、議会をまとめる立場。市民から信頼され、尊敬される人間でなければならないと思っています。
議員は決して特権階級ではなく、市民の代表であるということを忘れてはいけません。必要以上に縮こまることなく、市民に対して、そして自分に対して素直でありたいという姿勢を大切にし、率直な発言を心掛けたいと思います。
[プロフィール]友田秀明(ともた・ひであき)さん
1956年1月生まれ。京都産業大卒。石材業を営み、新南陽商工会議所青年部会長も経験。2001年に旧新南陽市議に初当選した。17年に副議長を務めたほか、監査委員、予算特別委員会や中心市街地活性化対策特別委員会など委員長も多数務め、現在7期目。古泉2丁目。
