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おくやみ : 下松市のニュース
日刊新周南に「巡礼の道」 藤屋侃士さん(81)
おくやみ下松市日刊新周南に「巡礼の道」
藤屋 侃士さん(81)(ふじや・かんじ)
16日に肺炎のため亡くなった。葬儀は18日午前10時から下松市楠木町の下松カトリック教会で、近親者で営まれた。喪主は長男の慎一郎(しんいちろう)さん。自宅は非公表。
1962年にアナウンサーとして山口放送に入社、ラジオ番組制作に携わり、「みつめよう日本、ラジオの目で」で日本民間放送連盟賞最優秀賞を受賞。取締役ラジオ局長を務めて2005年に65歳で退職した。
06年4月から日刊新周南に週1回の「サビエル生誕500年 巡礼の道」の連載を初めて今年1月に「一喜一憂」に引き継ぐまで続けた。この連載は藤屋さんが開設したホームページに掲載していて自由に閲覧できる。
日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・サビエルの出身地、スペインをはじめ、国内外への旅や、東日本大震災被災地の訪問、長女の藤屋リカさんが長くパレスチナで取り組むNGOを支援する「ワード・ありんこちゃんの会」の活動などを紹介してきた。